SSK 株式会社 新社会システム総合研究所

■会場受講 ■ライブ配信 ■アーカイブ配信(2週間、何度でもご視聴可)
【サステナビリティ×テクノロジー時代に向けた戦略転換】

世界最先端企業のSX戦略と日本企業への示唆2030

〜なぜSX戦略が不可欠なのか〜

No.
S22319
会 場
紀尾井フォーラム
東京都千代田区紀尾井町4-1
ニューオータニガーデンコート1F
開催日
2022年 7月 4日(月) 14:00~16:30 終了済
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受講料
1名につき 33,900円(税込)
同一のお申込フォームよりお申込の場合、2人目以降 27,500円(税込)
備 考
事前に、セミナー講師へのご期待、ご要望、ご質問をお受けしております。
可能な限り講義に盛り込んでいただきますので
お申込フォームの質問欄を是非ご活用ください。


■ライブ配信について
<1>Zoomにてライブ配信致します。
<2>お申込時にご登録いただいたメールアドレスへ視聴用URLとID・PASSを開催前日までに
   お送り致しますので、開催日時にZoomへご参加ください。

■アーカイブ配信について
<1>開催日より3〜5営業日後を目安にVimeoにて配信致します。
<2>お申込時にご登録いただいたメールアドレスへ収録動画配信のご用意ができ次第、
   視聴用URLをお送り致します。
<3>動画は公開日より2週間、何度でもご都合の良い時間にご視聴頂けます。

※会場又はライブ配信受講者様で、アーカイブ配信もご希望の場合は
 追加料金11,000円(税込)で承ります。
 ご希望の場合は備考欄に「
アーカイブ配信追加受講希望」と記入ください。

会場受講以外の受講方法について詳しくはこちらをご確認下さい。

講義のポイント
近年、気候変動や人権、生物多様性といった社会課題に対して、グローバル規制やガバナンス整備が進展し、企業にとってサステナビリティ経営へ転換は喫緊の課題となっています。サステナビリティ経営へ転換には、「サステナビリティ・トランスフォーメーション(SX)経営戦略」の策定が不可欠です。
未来の分岐点となる2030年に向けて、なぜSX戦略が不可欠なのか、世界的な企業はどのような戦略をとっているのか、社会課題に大きな寄与となるバイオテクノロジーについて、テレビ東京WBSコメンテーターとしてもおなじみで立教大学ビジネススクール教授の田中道昭氏、今年SX専門ユニットを設立したRidgelinez(株)Principal 藤川正太氏、Director 齊藤三希子氏が解説します。

7月 4日(月) 終了済

Ⅰ.世界最先端企業のSX戦略から読み解く新しい未来図
 〜サステナビリティ×テクノロジー時代の世界観〜

立教大学ビジネススクール 
大学院ビジネスデザイン研究科 教授
株式会社マージングポイント 代表取締役社長
田中 道昭(たなか みちあき) 氏

14:00~15:00

DXの勝者が次に目指すのはSX。SX戦略にはアップルを始めとして世界最先端企業が続々と乗り出しています。
クルマ、IT、電機・電子、電力・エネルギー、通信、金融…全産業の秩序がコロナ禍で激変しているなかで、覇権を握るのは誰か?アップル、テスラ、ウォルマート、アマゾンのグランドデザインを徹底解説。サステナビリティ×テクノロジー時代のこれが新しい未来図だ! 
注目企業の大戦略を解説するのとともに、それらから読み解く新しい未来図、日本企業のSX戦略策定の道筋を提示します。

1.CES2022「サステイナブルテックが4大トレンド」の時代
2.サステイナビリティーにも影響を与えているアップルの大戦略
3.続々と誕生しているサステイナブルテック事業
4.主要産業での最新動向
5.会社の芯からSXにDXで対峙する:日本企業への示唆
6.質疑応答/名刺交換

Ⅱ.SX経営戦略の実現に向けて

Ridgelinez株式会社 Principal
藤川 正太(ふじかわ しょうた) 氏

15:10~15:40

近年、気候変動問題の深刻化や生物多様性、人権問題などを背景として、企業におけるサステナビリティ経営の重要性が増している。これまで、企業は環境・社会課題への対応は、リスク管理的な位置づけが大きかったが、昨今では持続可能な成長に不可欠となっている。2020年頃より、日本においてもサステナビリティの視点を経営戦略に組み入れようとする動きが加速しているが、まだ長期的な成長戦略のテーマに据えて取り組んでいる企業は少数にとどまるのが現状である。
本講演では、「SX経営戦略」が必要となっている背景、阻害要因、実現に向けて何が必要か解説する。

1.SXとは何か?
2.なぜSXが求められているのか?
3.SX経営戦略を阻む3つの壁
4.3つの壁の壊し方
5.SX実現に必須のサーキュラーエコノミー
6.質疑応答/名刺交換

Ⅲ.バイオエコノミーの時代 〜Bio is the new digital〜

株式会社スマートアグリ・リレーションズ 社長執行役員
Ridgelinez株式会社 Director
齊藤 三希子(さいとう みきこ) 氏

15:50~16:30

バイオテクノロジーはデジタルの次の革新的技術と言われている。デジタル技術と同様、様々な異分野と繋がり、次世代の基盤的革新技術へと発展する可能性を秘めている。欧米では、2009年にOECDがバイオエコノミーの概念を提唱して以降、第5次産業革命とも言うべき新たな社会変革を生み出す可能性があるとされ、各国が覇権争いを繰り広げている。Biotechの進展により、既存のバリューチェーンを超えた動きが可能となり、あらゆる製造業において世界的なパラダイムシフトが起ころうとしている。
本講演では、工業や健康・医療、農業・食品分野における最新技術動向だけではなく、Biotechの進化がもたらす産業構造や生命、食文化の変革を含めた動きをご紹介する。

1.バイオエコノミーとは
2.バイオマテリアル革命
3.ゲノムは読む時代から編集する時代に
4.世界のタンパク質危機を救う細胞農業
5.ルール形成の重要性
6.質疑応答/名刺交換

田中 道昭(たなか みちあき) 氏
「大学教授×上場企業取締役×経営コンサルタント」、立教大学ビジネススクール(大学院ビジネスデザイン研究科)教授、シカゴ大学経営大学院MBA。テレビ東京WBSコメンテーター。専門は企業戦略&マーケティング戦略及びミッション・マネジメント&リーダーシップ。三菱東京UFJ銀行投資銀行部門調査役、シティバンク資産証券部トランザクター(バイスプレジデント)、バンクオブアメリカ証券会社ストラクチャードファイナンス部長(プリンシパル)、ABNアムロ証券会社オリジネーション本部長(マネージングディレクター)等を歴任し、現在は株式会社マージングポイント代表取締役社長。小売、流通、製造業、サービス業、医療・介護、金融、証券、保険、テクノロジーなど多業種に対するコンサルティング経験をもとに、「東洋経済オンライン」、「プレジデントオンライン」、「現代ビジネス」等にも定期的に執筆中。主な著書に『世界最先端8社の大戦略』『アマゾン銀行が誕生する日』(日経BP社)、『GAFA×BATH』(日本経済新聞出版社)、『アマゾンが描く2022 年の世界』『2022年の次世代自動車産業』『ソフトバンクで占う2025年の世界』(PHPビジネス新書)、『2025年のデジタル資本主義』。
藤川 正太(ふじかわ しょうた) 氏
外資系コンサルティングファーム戦略グループを中心に10年に渡る戦略コンサルティングの経験を有し、日本におけるDXコンサルティングリーダーの実績を有する。通信、ハイテク、製造業、製薬等の業界に対し、新規事業開発、デジタルトランスフォーメーション案件を多数手がけ、近年では気候変動、米中貿易冷戦等、Sustainability領域のコンサルティングも手掛ける。
齊藤 三希子(さいとう みきこ) 氏
早稲田大学大学院アジア太平洋研究科修了。大学院で環境経済学を学ぶ。外資系総合コンサルティングファームのディレクター職を経て現職。地域資源を活用した持続可能な地域モデルの創出や、AgriFoodTech、カーボンニュートラル、サーキュラーエコノミー、バイオエコノミー、SX(サステナビリティトランスフォーメーション)、食料安全保障、などの事業創出に多数従事。『Newspicks』にて「環境・エネルギー、食・農業、バイオテクノロジー」分野のプロピッカーとして活動中。主な著書:バイオエコノミーの時代、カーボンニュートラル2050アウトルック、カーボンZERO 気候変動経営、代替タンパク質の現状と社会実装へ向けた取り組み 等。