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【通信事業者の将来価値向上に向けて】
〜海外動向を踏まえた日本の通信事業者への示唆〜
6月 3日(金) 終了済
アクセンチュア(株) ビジネスコンサルティング本部
ストラテジーグループ
通信・メディア プラクティス日本統括
廣瀬 隆治(ひろせ りゅうじ) 氏
アクセンチュア(株) ビジネスコンサルティング本部
コンサルティンググループ マネジング・ディレクター
堀口 雄哉(ほりぐち ゆうや) 氏
通信業界の平均利益率は高水準である一方、 EV(Enterprise Value)/EBITDA倍率は市場全体平均を下回る成熟期を迎えている。多くの通信事業者の将来価値はマイナスで、EV向上には明確な変化が必要となる。
欧州を中心とした海外市場では、他社とのシェアリングを前提としたインフラ会社とサービス会社に水平分離することでEV向上を狙う動きが顕在化している。
一方、国内においては、市場成熟・通信料値下げによる利益圧迫の中で、「デジタル田園都市構想」による地方部への5G網の展開要請が出され、通信インフラの在り方も見直される局面にある。
本講演では、海外市場における動向や通信インフラ分離の類型を交えながら、本潮流が日本の通信事業者へもたらす可能性を提示する。
1.通信事業者のEV向上の必要性
2.海外市場における通信インフラ水平分離から観測できる市場変化
3.インフラ分離の類型を踏まえた、日本の通信事業者への示唆
4.質疑応答/名刺交換
東京大学工学部卒業、同大学院新領域創成科学研究科修士課程修了後、アクセンチュア入社。長年に渡って、通信・メディア業界を担当し、2020年より同業界の日本統括に。加えて、幅広い業界において5GやAI・IoTを活用したデジタル戦略立案、オープンイノベーション推進を支援してきており、関連する記事執筆・講演も多数実施。
慶應義塾大学総合政策学部卒業後、アクセンチュアに入社。通信・製造業界を中心に、新規DX事業立案プロジェクト、顧客接点改革プロジェクトなどを多数リード。日本オフィスにおいて、「アクセンチュアが考える通信業界の未来」「通信事業者の組織DX」等の通信業界に関する記事執筆・社外発信を推進。