SSK 株式会社 新社会システム総合研究所

■ライブ配信 ■アーカイブ配信(2週間、何度でもご視聴可)

ポスト石油時代における日本のエネルギーと産業戦略

No.
S22240
会 場
会場受講はございません

開催日
2022年 4月26日(火) 13:00~15:00 終了済
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受講料
1名につき 33,000円(税込)
同一のお申込フォームよりお申込の場合、2人目以降 27,500円(税込)
備 考
事前に、セミナー講師へのご期待、ご要望、ご質問をお受けしております。
可能な限り講義に盛り込んでいただきますので
お申込フォームの質問欄を是非ご活用ください。


■ライブ配信について
<1>Zoomにてライブ配信致します。
<2>お申込時にご登録いただいたメールアドレスへ視聴用URLとID・PASSを開催前日までに
   お送り致しますので、開催日時にZoomへご参加ください。

■アーカイブ配信について
<1>開催日より3〜5営業日後を目安にVimeoにて配信致します。
<2>お申込時にご登録いただいたメールアドレスへ収録動画配信のご用意ができ次第、
   視聴用URLをお送り致します。
<3>動画は公開日より2週間、何度でもご都合の良い時間にご視聴頂けます。

※ライブ配信受講者様で、アーカイブ配信もご希望の場合は
 追加料金11,000円(税込)で承ります。
 ご希望の場合は備考欄に「
アーカイブ配信追加受講希望」と記入ください。

会場受講以外の受講方法について詳しくはこちらをご確認下さい。

4月26日(火) 終了済

ポスト石油時代における
日本のエネルギーと産業戦略

エネルギーアナリスト/ポスト石油戦略研究所 代表
大場 紀章(おおば のりあき) 氏

13:00~15:00

昨今の「脱炭素」という動向は、従来政府が取り組んできた「温暖化政策」の強化版であると捉えられがちだが、実際には全く異なるものである。背景には、ESG投資などファイナンスをめぐる動きがあり、今や世界中の金融機関が脱炭素への対応を企業に求め、その成否が評価や競争力に直結するようになっている。脱炭素が意味する重要な点は、従来は電力というエネルギー供給側の転換に焦点があったのが、現在はエネルギー需要側の転換、つまり石油やガス、石炭などの非電力部門の転換が求められているということにある。特に、大半が発電用途に使われているガス・石炭とは違い、利便性が高く用途や産業の裾野が広い石油は、その転換が極めて難しく、その意味において「ポスト石油時代への産業戦略」がカーボンニュートラル実現のためのキーファクターとなっている。

1.気候変動問題のルールが変わった?
 (1)政治主導からビジネス・金融主導へ
 (2)削減主体・削減範囲の変化

2.なぜ今「脱炭素」なのか?
 (1)産業競争力の視点
 (2)エネルギー安全保障の視点
 (3)ウクライナ紛争の脱炭素への影響

3.「カーボンニュートラル」とはなにか?
 (1)削減のための技術と手法
 (2)カーボンクレジットの動向
 (3)重要となる石油部門

4.「ポスト石油時代」の産業戦略へ
 (1)日本の自動車産業と石油の質的ピーク
 (2)「クリーンエネルギー戦略」とは

5.質疑応答

大場 紀章(おおば のりあき) 氏
1979年生まれ。京都大学理学研究科修士課程修了。民間シンクタンク勤務を歴て現職。株式会社JDSCフェロー。専門は、化石燃料供給、エネルギー安全保障、次世代自動車技術。
著書に『シェール革命-経済動向から開発・生産・石油化学』(共著、エヌ・ティー・エス)等。