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動画コンテンツ市場動向とフジテレビの戦略〜国内外の主要プラットフォームの展開/FODの「一気通貫」戦略〜
4月28日(木) 終了済
株式会社情報通信総合研究所
ICTリサーチ・コンサルティング部
研究員
船津 宏輝(ふなつ ひろき) 氏
コロナ禍における外出自粛により、映像コンテンツの利用は一層増加しています。国内では特に若年層において、地上波の視聴時間よりネット動画の視聴時間が増加し、インターネットの存在感がコロナ禍前と比較して、大きくなっています。米国においては、有料放送契約者の減少傾向が続く一方、動画配信サービスの利用は増えており、特にPeacockやParamount+といったAVODの利用が増えています。英国においても同様に動画配信サービスの利用が増加しています。
事業者の動向では、各動画配信プラットフォームのオリジナルコンテンツ制作や独占コンテンツ入手などによる新規契約者の獲得や既存顧客の囲い込みの動きが目立っています。また、NetflixやAmazonが既存のインフラを有効活用し、ゲーム業界に参入するなど、動画コンテンツ市場は大きく変化しています。
本講演では国内外の放送や動画配信サービスなどの動画コンテンツ市場の変化について解説し、今後の市場動向について考察します。
1.視聴者の動向やメディア接触の変化
2.国内の動画コンテンツ市場
3.海外の動画コンテンツ市場
4.動画コンテンツ市場の今後
5.質疑応答/名刺交換
株式会社フジテレビジョン
編成制作局コンテンツ事業部
部長職
野村 和生(のむら かずお) 氏
FODはフジテレビが自ら運営する動画配信サービスで、AVOD、SVOD、TVODと各形態の動画配信を楽しむことができ、さらにPPV、電子書籍がラインナップされているオールインワンプラットフォームです。
動画配信市場は当初の予想よりも大きく拡大しておりますが、市場から撤退する事業者も出てまいりました。
本講演では、2015年以降、動画配信市場が拡大し、激戦が続く中で、放送局発のプラットフォームがどのような戦略で取り組んでいるのか、そして今後の戦略について解説いたします。
1.動画配信事業のトレンドの変化
2.動画配信の取り組み
3.電子書籍の取り組み
4.キー局としての系列局支援
5.今後の戦略キーワード「一気通貫」
6.質疑応答/名刺交換
大手自動車部品メーカー、公立高校教員を経て、2020年4月より現職。国内外の映像配信サービスやゲーム業界、放送・メディア市場動向に関する調査や国内外の5G、モバイル市場動向に関する調査・研究業務に従事。
1974年北海道札幌市生まれ。中央大学卒。NTTドコモでワンセグなどの新規事業企画・開発を担当したのち、2005年フジテレビ入社。2012年からFODの事業執行責任者として現在に至る。オリジナルドラマ「スイートリベンジ」「ラブホの上野さん」、オリジナルバラエティ「めちゃ×2ユルんでるッ!」「360°まる見え!VRアイドル水泳大会」「世界をマンガでハッピーに!」などの人気番組をプロデュース。