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カーボンニュートラル政策における電化・水素化の実装〜産業・運輸業界の電化とCO2フリー水素利用〜
4月18日(月) 終了済
東京電力ホールディングス(株) 技術戦略ユニット技術統括室 プロデューサー
矢田部 隆志(やたべ たかし) 氏
2020年10月の菅元総理大臣により2050年カーボンニュートラルの実現を目指すことが宣言され「2050年カーボンニュートラルに伴うグリーン成長戦略」(2020年12月)、「第6次エネルギー基本計画」(2021年10月)が策定された。同戦略では再エネ電源の推進と需要対策として電化・水素化を謳い、今後、企業もそれらを実装するためのアクションが求められることとなった。産業・運輸を中心に化石燃料の直接消費が最終エネルギー消費の約75%を占めており、これら需要の電化・水素化に向けた取組みについて概説する。
1.エネルギー政策
2.Utility 3.0
3.電気利用を阻む課題と解決策
(1)民生
(2)産業
(3)運輸
4.エネルギーネットワークの役割
5.エネルギーレジリエンスの向上
6.水素エネルギー
7.まとめ
8.質疑応答/名刺交換
1994年、東京電力株式会社(現東京電力ホールディングス株式会社)入社。東京電力株式会社並びに財団法人ヒートポンプ・蓄熱センターで電力負荷平準化機器・システムの開発・普及促進や省エネ技術であるヒートポンプの普及促進に従事。経済産業省・環境省・NEDOの委員会などの委員にも委嘱される。2018年7月より現職。現在、主として東京電力グループでのエネルギー利用技術・電化の方策策定に従事。著書に「図解ヒートポンプ(オーム社)」「カーボンニュートラル実行戦略:電化と水素、アンモニア(エネルギーフォーラム社 共著)」などがある。