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【Web3.0+BC3.0で実現する事業戦略】
〜デジタルアイデンティティを「証明」から「権利」へ〜
3月11日(金) 終了済
株式会社電通グループ
電通イノベーションイニシアティブ
プロデューサー
兼 一般社団法人ブロックチェーン推進協会 理事
鈴木 淳一(すずき じゅんいち) 氏
ブロックチェーンはWeb空間における価値観同定を可能とするテクノロジーであり、近年のプロトコルとしての技術的・社会的議論の進展を経て、「Web3.0」という概念を実装フェーズへと導きつつある。従来の金銭的・経済的な評価尺度では計測が難しかった社会関係資本が可視化され、それにより個々の価値観が同定可能となる新たなWeb空間が誕生することは、生活者にどのような意識変化を生じさせ、また消費行動にどのように影響を及ぼすことになるのだろうか。
客は商品を買うのではなく、共感した「哲学」を買うとされる “共感の経済圏” において想定しうる技術実装モデルについて類型化を交え解説するとともに、事業スキームについて考察する。
1.Web3.0とブロックチェーン
2.個人の社会関係資本・人的資本を可視化・評価する
3.生活者の意識変化と消費行動への影響
4.トークングラフと価値観コミュニティ
5.Web3.0関連プロトコル
6.ブロックチェーンの技術実装モデル
7.証明から権利へ
8.ビジネススキーム検討のポイント
9.質疑応答/名刺交換
株式会社電通グループ内のR&D組織、電通イノベーションイニシアティブにて先端技術の利活用による競争優位戦略、メディアコンテンツ流通戦略などを担当するほか一般社団法人ブロックチェーン推進協会(BCCC)理事を兼務。プラットフォームフリーかつトラストアンカーレスのトークンエコノミーが導く未来についてホワイトペーパー “Blockchain 3.0: Internet of Value”(IHIET)にて概念化し、近著・監修『ブロックチェーン3.0』(NTS)にて具体化を試みる。グランフロント大阪のICTコンセプトデザインを手掛け、2013年にAegis Award(LBS)最優秀賞。2016年よりブロックチェーン技術を用いたPoCを宮崎県綾町らと開始。またアウトリーチとしてCERNなどと未来の技術適用について議論する国際ワークショップ”Table Unstable”を主催。学術として放送大学では街づくりを、東京大学ではエシカル消費を研究。