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【ネットにおける包括性と革新性、現実との代替性と拡張性】
〜将来的に発展するベクトルを解説し、ビジネスの関心領域を可視化〜
3月31日(木) 終了済
株式会社メディアクリエイト 代表取締役
細川 敦(ほそかわ あつし) 氏
株式会社メディアクリエイト 上席アナリスト
中西 拓人(なかにし ひろと) 氏
今年の重要KeyWordのひとつ「メタバース」。米国Facebook社が今後の中核事業とし社名まで「メタ社」に変えたことで俄然注目され、1月のCESでも高い関心を集めた。まだ具体的な事業やサービスに乏しく、その対象の拡さもあって概念と期待が先行している段階だ。「仮想空間およびそこでのサービス」を指すが、いまだはっきりとした定義がない。
ブロックチェーンに基づく「NFT」が「メタバース」とどう関係するのか、何故に不可分なのか、このあたりもきちんと理解されていない。Facebook社が何に価値を見出したのかも知られていない。いろいろな意味で、まさにこれからのビジネスだ。
こうした問いにいち早くお応えするのが本セミナーの主旨です。体系的に整理分類し、将来的に発展するベクトルを、マトリックス図表を用いて解説します。
「メタバース」の先駆的サービスとされるリンデンラボ社のゲーム「SECOND LIFE」(2003年運営開始)以来、「メタバース」に着目してきたゲームビジネスのコンサル情報提供会社であるメディアクリエイトが、最新かつ体系的な知見を披露、詳述します。今やゲームはコミニケーションツールの源であり、多くのwebサービスと密接に関わるばかりか、ゲームを通して「財」の獲得という可能性を示唆します。
1.前半 総論
・「メタバース」とは何か、なぜ今か、包括的に整理、定義づけします
・一言で言うと何か、その本質を探ります
・リアル社会との価値交換の有り様について、可能性と課題を整理します
・金融、ITはもちろん、多様な分野ごとに期待されるサービスを挙げます
・ネット検索の関連用語を分類、ビジネスの関心領域を可視化します
・今後の発展ベクトルを図示します
・可能性と課題
2.要素技術の「NFT」
・NFTとは何か
・ブロックチェーンとは何か
・なぜ、メタバースを支えるのか
・現実のビジネスでの展開例
3.まとめと質疑応答/名刺交換
[メディアクリエイト社]
株式会社メディアクリエイトは1994年の設立以来、テレビゲームを中心とするデジタルエンタテインメント産業にフォーカスしたシンクタンクとして、価値ある情報提供を使命としてきました。出版、市場データサービス、リサーチ、コンサルティング等、メディアクリエイトのコア・コンピタンスは、確かな情報力、情報を伝える力であり、これまでに多くの企業様から評価をいただいております。多くの実績に裏付けられた経験とノウハウにより、情報を蓄積・分析し「INTELLIGENCE」として発信することによって、デジタルエンタテインメント産業の発展に寄与してまいります。
1956年 宮城県生まれ、
1980年 中央大学卒業、株式会社日本交通公社(JTB)入社
1990年 中小企業診断士登録、コンサルティング活動開始
1994年 独立開業、コンサルティング事務所 RHIZIC設立
1994年 株式会社メディアクリエイト創業。
[主な著書]
『これからのファミコン・ショップ経営』 経営情報出版社
『メディア新時代の書店経営』 経営情報出版社
『業種・業態別繁盛店経営ハンドブック』 経林書房(共著)
『勝ち残る店はここが違う』 経林書房(共著)
1986年 京都府生まれ
2013年 L&T(Larsen&Turbo) Infotech 入社
2015年 NEC INDIA社 入社
2016年 株式会社テクロス 入社
2020年 株式会社メディアクリエイト 入社
大学卒業後、インド留学中に新興国ならではの熱気を感じ、現地企業に就職。現地生活を通じて日本の文化的魅力を海外に売り出していきたいと感じ、ゲーム会社に転職。現在はゲーム市場全体を通じた市場分析・コンサルティング業務に従事し、国内外に情報を発信している。