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蓄電池のサステナビリティと資源循環〜サステナブルなサプライチェーン構築、リユース・リサイクルの動向と促進に向けて〜
4月 6日(水) 終了済
早稲田大学 理工学術院 創造理工学部 環境資源工学科 教授
東京大学 大学院工学系研究科 システム創成学専攻
教授
経済産業省 「蓄電池のサステナビリティに関する研究会」 座長
所 千晴(ところ ちはる) 氏
カーボンニュートラルに向けた新たなエネルギー基盤として注目されている蓄電池は、自動車の電動化や再生可能エネルギー調整等への急激な需要拡大が見込まれている。その製造から廃棄の過程では少なからずGHGを排出し、レアメタル資源を必要とすることから、サプライチェーン全体におけるサステナビリティの向上に向けた取り組みが求められている。
本講演では、蓄電池のサステナビリティ向上のための考え方を概観するとともに、講演者の専門である資源循環構築のための技術開発例も紹介する。
1.カーボンニュートラルと資源循環
2.蓄電池のサステナビリティ向上への考え方
3.蓄電池のライフサイクルの現状と課題
4.蓄電池のリユース・リサイクルの現状と課題
5.蓄電池の高度リサイクルに向けた技術開発例
6.質疑応答/名刺交換
2003年3月 東京大学大学院工学系研究科地球システム工学専攻博士課程修了、博士(工学)取得。2004年4月 早稲田大学理工学部環境資源工学科助手、2007年4月 早稲田大学理工学術院専任講師、2009年4月 同准教授を経て、2015年4月より同教授(現職)。2016年11月より東京大学生産技術研究所特任教授(兼任)。2018年9月より早稲田大学ダイバーシティ推進室長(兼担)。2021年4月よりクロスアポイントメントにて東京大学大学院工学系研究科教授。
日本学術会議会員、経済産業省中央鉱山保安協議会、産業構造審議会、総合資源エネルギー調査会各委員、その他NEDO、JOGMEC、JST、東京都、川崎市などの各委員を歴任。2022年 経済産業省内に設置された「蓄電池のサステナビリティに関する研究会」座長。
平成31年度科学技術分野の文部科学大臣表彰(理解増進部門)、2020・2021年度早稲田大学リサーチアワード受賞。JST未来社会創造事業「持続可能な社会の実現」本格研究課題研究代表も務める。