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治療薬、食品関連、化粧品、トイレタリーの開発も進む
2月25日(金) 終了済
沖為工作室合同会社 Founder
沖本 真也(おきもと しんや) 氏
マイクロバイオームは、再発性C.difficile感染症向けの臨床試験が山場を迎えている他、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)を対象とした臨床試験も進められています。また治療薬だけでなく、食品関係市場も成長しており、ポストバイオティクスという新しい概念も生まれ、その工法の在り方や、定義を巡っても議論が行われています。
一方で現在、マイクロバイオーム市場において治療薬、食品関連を凌ぐ勢いで開発が加速している分野として、化粧品・トイレタリーなどが挙げられます。例えば新型コロナウイルス感染症において、嗽の頻度が高まったことで、口腔ケアが注目されており、マイクロバイオーム関連製品も開発されています。またマスクの使用時間が増えたことによる肌の異常も昨今フォーカスされており、肌の常在菌とスキンマイクロバイオーム製品に対する関心も高まっています。
本セミナーでは、スキンマイクロバイオームやポストバイオティクスを含めたマイクロバイオーム市場について、技術トレンドやスタートアップ企業動向、シーケンシング、アプリケーショントレンド、市場規模、規制、マーケティング等、幅広く扱いながら、最新動向を報告いたします。
1.マイクロバイオーム市場動向
(1)マイクロバイオーム市場トレンド
(2)プロバイオティクス市場に台頭するインテグレーター企業
(3)ポストバイオティクスとは
(4)スキンマイクロバイオーム
(5)マイクロバイオームとデジタルプラットフォーム
(6)企業動向アップデート
2.マイクロバイオームアプリケーション動向
(1)治療薬
(2)食品
(3)スキンケア
(4)農畜水産
(5)シーケンシング
3.市場規模分析
(1)マイクロバイオーム市場規模分析
(2)アプリケーション別分析
(3)サプライチェーン構造
(4)マーケティング戦略分析
(5)市場機会とビジネスチャンス
4.結論
(1)市場と課題
(2)まとめ
5.質疑応答
1998年桐蔭学園高等学校理数科卒業。大学で文学士(英米文学科専攻)を取得後、社会人として働きながら米国大学でMBA取得。2003年社会人として主に営業職として従事。製造業界において複数の企業で新製品の開発および上市業務を担当。プラスチック製品メーカーでは物流用プラスチックパレット「スキレッター」の開発から上市まで営業職として関わり、開発者の一人として特許登録。自動車業界では主にドイツ自動車メーカーに対し内装部品の加飾技術の提案を行う職務につき、水圧転写や本杢インモールド成型などの工業化に従事。市場調査業界では、主にトレンドフォース社、ケリーサイエンティフィックパブリケーション社等の海外調査会社やマイクロバイオーム、再生医療、EV、自動運転等の市場調査のマーケティングを手掛け、業界団体を巻き込んでマーケットの活性化に従事。
2020年に沖為工作室合同会社を設立。製造業界や市場調査業界で培ったネットワークを生かし、車載用バッテリー、自動運転、マイクロLED、5G、マイクロバイオームなどの先端技術の市場分析を提供。米国メディアにも注目の企業として取り上げられる。
https://finance.yahoo.com/news/navigating-global-marketplace-unprecedented-times-075008361.html