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2030年に向けたKDDI総合研究所の最新取組
〜B5G/6G時代の先端技術研究と新たなライフスタイルを
具現化する新社会基盤構想「KDDI Accelerate 5.0」〜
2月 3日(木) 終了済
株式会社KDDI総合研究所 取締役執行役員副所長
兼 同先端技術研究所長 KDDI技術戦略本部 副本部長
小西 聡(こにし さとし) 氏
株式会社KDDI総合研究所 取締役執行役員副所長
兼 同KDDI research atelierセンター長
木村 寛明(きむら ひろあき) 氏
コロナ禍によって変化した世の中は大きく変化しました。またコロナ禍によって、Society 5.0の世界をなるべく早く実現する必要があることを気づいた方も少なくないと思います。KDDIは、Society 5.0を加速するための新社会基盤構想「KDDI Accelerate 5.0」を2020年8月に発表後、Beyond 5G/6G時代に向けたホワイトペーパーを公開し、10月に第二版を発行しました。そして、KDDIは、KDDI Accelerate 5.0の具現化に向けて、2030年頃のライフスタイルやユースケースの検討と、これらの検討結果の具現化の実現に寄与する先端的な基礎研究という両輪で取り組んでいます。
先端的な基礎研究を行う先端技術研究所では、光と無線の融合技術を用いたユーザセントリックアーキテクチャや、電波の反射方向を自由に変えられる液晶型反射板、量子コンピュータ時代でも耐えうるBeyond 5G/6G時代の新たな共通鍵暗号方式Rocca、触覚技術を用いたソファ型コミュニケーションシステム「Sync Sofa」について紹介します。
また、ライフスタイルリサーチでは、KDDI research atelierを活動拠点とし、中長期的な社会・生活者の課題解決に繋がる新たなライフスタイルを提案し、社会実装に向けた取り組みを進めています。この中で、先進生活者との共創イニシアティブ「FUTURE GATEWAY」や将来のライフスタイル提案について紹介致します。
1.先端技術研究所の取り組み
・光無線融合技術を用いた「ユーザセントリックアーキテクチャ」
・電波の反射角度を変えられる「液晶反射板」
・量子コンピュータでも解読できない次世代の共通鍵暗号方式「Rocca」
・触覚技術を用いたソファ型コミュニケーションシステム「Sync Sofa」
2.ライフスタイルリサーチの取り組み
・先進生活者との共創イニシアティブ「FUTURE GATEWAY」
・ライフスタイル提案の取り組み
3.質疑応答/名刺交換
1993年に国際電信電話(株)(現、KDDI(株))に入社。1995年より同社研究所(現、(株)KDDI総合研究所)にて、衛星通信システムや固定無線通信システム、セルラシステムといった様々な無線通信システムの研究開発や国際標準化に従事。2014年より、KDDI(株)モバイルアクセス技術部長として、LTE-Advancedシステムの開発をリードし、キャリアアグリゲーションやVoLTE、フェムトセルなどを商用化。2017年より、同社次世代ネットワーク開発部長として、5Gを用いた実証実験や5Gの商用に向けた開発計画の責任者として5Gの商用化を推進。2020年4月より現職。現在は、Beyond 5G/6Gに向けた研究開発を推進。Beyond 5G推進コンソーシアム白書分科会のビジョン作業班にて、Beyond 5Gに関する日本の白書の作成を主導するほか、総務省の技術戦略委員会や新世代モバイル通信システム委員会など、多くの委員会の委員も務める。2006年に早稲田大学より博士(工学)を取得。また、2017年にグロービス経営大学院にて、経営修士課程を修了。2010年に電波産業会電波功績賞ARIB会長賞ならびに日本ITU協会賞を受賞、2017年に電波産業会電波功績賞総務大臣賞を受賞。
1993年 国際電信電話(株)(現KDDI(株))に入社。グローバル企業向けの次世代ネットワークの技術開発に従事。2007年(株)KDDI研究所(現 KDDI総合研究所)にて、インターネットと放送との連携技術の開発やEdTech分野の研究開発を実施。2016年旧KDDI総研との合併後、ヘルスケア分野などデータを活用する新たな領域のビジネスモデルの検討・調査を推進。2019年(株)KDDI総合研究所 取締役執行役員 フューチャーデザイン2部門長に就任し、将来の社会環境等の想定研究を進める。2020年10月より現職。同12月にKDDI research atelierを開設し、同センター長として、2030年を見据えた、先端技術を活用した新たなライフスタイルの提案活動を推進中。