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病院事務職員だからできる!経費節減の為の「交渉術」〜病院スタッフから外部業者まで〜
12月24日(金) 終了済
国立研究開発法人国立国際医療研究センター
調達企画室長
斎藤 知二(さいとう ともじ) 氏
病院経営は、相も変わらず常に厳しい状況です。特に、現在の医療機関には通常の医療提供ばかりでなく、新型コロナ対策も期待されていますから、より一層の大変さを感じておられるのではないでしょうか。
また、残念な事に、今後の診療報酬改訂において、プラス方向に改訂が進むことは期待できません。これは既に某中央省庁から診療報酬のマイナス改訂を助長したいような情報がメディアを通じて報道されていることからも明らかです。
一方で、医療機関をとりまく業界は、新型コロナ禍をビジネスチャンスと捉えて賑わいを見せています。このような状況下における医療機関の経営は、収入増は最優先課題ですが、同時に費用の削減も必要です。両者は車の両輪のように同時進行せざるを得ません。何より医療機関の財布から外に出て行くお金の量を減らすことが重要です。
今回は、購買契約を中心に外部業者に流れる金額を減らす事に直結する医療機関の事務職員だからこそできる「交渉術」について、実例を交えながら解説します。単なる「交渉術」の解説ではなく、参加者の皆さんが医療機関に持ち帰ってすぐに利用できる方法をお伝えしたいと思いますので、是非参考にしていただき、自施設の経費削減に役立ててください。
1.なぜ交渉力の向上が必要か?
(1)医療機関をとりまく環境
(2)交渉相手はどういう業界か?
(3)要注意!悪質事例の紹介
(4)悪質コンサルタント業者の手口
(5)相手の手口に惑わされるな!
2.病院事務職員だからこそできる交渉術
(1)交渉の目的と終着点
(2)実例:外部事業者との交渉事例
(3)実例:病院スタッフの理解を導く交渉術
(4)データの利活用
(5)交渉術のポイント
3.厳しい交渉こそ事務職員が主導しよう!
4.質疑応答
平成 3年 現 国立国際医療研究センター採用。
平成 7年 同センター会計課補給係にて関東信越地域初のSPD導入を主導。
平成11年 現 NHO横浜医療センターへ係長昇任。〜以降、現 NHO病院の係長を経験〜
平成19年 現 国立がん研究センター中央病院補給係長へ異動。数々の契約行為を経験し、
平成23年 同センター一括調達型SPDの導入を主導。同年、同センター監査室へ配置換え。
平成24年 現 NHO栃木医療センター財務管理係長へ異動。同年、経営企画係長へ配置換え。
平成28年 NHO久里浜医療センター業務班長へ昇任。
平成31年 国立研究開発法人国立国際医療研究センター調達企画室長へ昇任。現在に至る。