■会場受講 ■ライブ配信
脱炭素時代の自動車ビジネス
11月24日(水) 終了済
モビリティ・オープン・ブロックチェーン・イニシアティブ(MOBI) 理事 兼
株式会社伊藤忠総研 産業調査センター 上席主任研究員
深尾 三四郎(ふかお さんしろう) 氏
新著『モビリティ・ゼロ』の著者であり、自動車業界で世界最大のブロックチェーン国際標準化団体「MOBI」の理事が、世界潮流となったEVシフトを促すポリシーメーカーの狙いについて解説する。
脱炭素は欧州が編み出した世界経済のゲームチェンジであり、CO2削減努力をお金に変える錬金術でもある。
日本の自動車産業はどう乗り切るべきか。欧州委員会も参画するMOBIの最新動向を交えながらモビリティの最前線も語る。
<講演でのキーワード>
脱炭素、カーボンニュートラル、サーキュラー・エコノミー(循環型経済)、カーボンクレジット、国境炭素税、サプライチェーン、スマートシティ、ブロックチェーン(分散台帳技術)、デジタルツイン・デジタルID、地域経済活性化、SDGs
1.脱炭素
-欧州が仕掛けるゲームチェンジと新たな錬金術
2.ポリシーメーカーの狙いを理解する
-日本車メーカーの半導体不足が深刻なのはなぜか
3.モノづくりではなく「価値づくり」の時代へ
-ルールメーキングの輪から外れないように
4.ブロックチェーンと脱炭素の共通点
-MOBIの最新動向
5.ピンチをチャンスに
-日本と日本自動車産業への提言
6.質疑応答/名刺交換
1981年 生まれ。経団連奨学生として麻布高校から英UWCに留学し国際バカロレア取得。2003年 英ロンドン・スクール・オブ・エコノミクス(LSE)地理・環境学部卒。ヘッジファンドや国内外金融機関でのアナリストを経て、2019年より現職。自動車業界で世界最大のブロックチェーン国際標準化団体「MOBI」ではアジア人として唯一の理事も務める。国内外カンファレンスでの講演や企業マネジメント向けセミナーを多数実施。著書に『モビリティ 2.0』、『モビリティ・エコノミクス』(日本経済新聞出版)。新著に『モビリティ・ゼロ』(日経BP)。