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【カーボンニュートラル2030への道】
〜水素がもつ革命的なポテンシャルとは〜
12月16日(木) 終了済
(国研) 科学技術振興機構 革新的水素液化プロジェクト
プログラムマネジャー
(一社)水素エネルギー協会 顧問 (前会長)
日本大学 理工学部 非常勤講師
西宮 伸幸(にしみや のぶゆき) 氏
「水素社会」はカギカッコつきで表記されることがほとんどです。定義がひとつに定まっていないためでしょう。言い換えると、多様なシナリオが可能、ということです。基本形は、水素をつくる、貯める・運ぶ、つかう、という三角形ですが、各頂点が大きな広がりをもっています。
エネルギーとしての水素ということにとどまらず、化学原料にもなり、価値を変換する媒体にもなります。関係する技術はほぼ出揃っているため、ビジネスを構想し、水素を使いながらシステムを改善していく、それによってカーボンニュートラルを達成する、そういう時代が到来しました。
1.「水素社会」の仕組み
2.水素エネルギー研究の歴史
3.水素をどうやってつくるか
4.水素を貯める・運ぶ技術
5.水素エネルギーのメリットと課題
6.「水素社会」のシナリオ
7.質疑応答/名刺交換
1974年 東京大学理学部化学科卒業。工業技術院、富士写真フイルム(株)、豊橋技術科学大学を経て、2007年 日本大学理工学部教授。2017年から2021年まで、特任教授。この間、2016年から2020年まで(一社)水素エネルギー協会会長。現在は(国研)科学技術振興機構プログラムマネジャー。1986年 理学博士。