■会場受講 ■ライブ配信 ■アーカイブ配信(2週間、何度でもご視聴可)
ゼロから学ぶカーボンプライシング〜世界の先進事例や日本における導入可能性、ビジネスチャンスとリスク〜
11月 2日(火) 終了済
みずほリサーチ&テクノロジーズ株式会社 環境エネルギー第1部 地球環境チーム 課長
元木 悠子(もとき ゆうこ) 氏
カーボンプライシングを巡り日本は今大きな転換点を迎えている。政府が導入を検討するカーボンプライシングとは何か、カーボンプライシングの世界的な広がりや、炭素国境調整など世界を先導するEUの最新動向について紹介する。そして、日本における議論の状況や企業を取り巻く状況を踏まえ、インターナルカーボンプライシングなどカーボンニュトラル実現に向けた企業に求められる打ち手について解説する。
1.政府が導入を検討するカーボンプライシングとは何か
2.世界に広がるカーボンプライシング
(1)政府によるプライシング(炭素税、排出量取引制度)
(2)将来の炭素価格の見通し
(3)EU「Fit for 55」のインパクト
3.日本におけるカーボンプライシングの議論の動向
(1)エネルギー関係諸税
(2)環境省、経済産業省の議論状況と見通し
4.カーボンプライシングにどう備えるか
(1)企業を取り巻く状況
(2)注目の集まるインターナルカーボンプライシング
5.質疑応答/名刺交換
慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科後期博士課程修了(博士(政策・メディア))。2008年みずほ情報総研株式会社(現みずほリサーチ&テクノロジーズ株式会社)入社。国立環境研究所や産業技術総合研究所の業務で、アジア太平洋地域統合評価モデル(AIM)やMARKAL(Market Allocation)モデルを用いた中長期エネルギー需給分析、気候変動緩和策の定量評価を実施。また、環境省業務で、税制グリーン化やカーボンプライシングの調査分析や中長期温室効果ガス削減目標の検討、「中央環境審議会カーボンプライシングの活用に関する小委員会」や「税制全体のグリーン化推進検討会」の運営を支援。