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ウイズ・コロナ時代の病院経営-施設基準の重要性と適時調査・個別指導の実際-
10月11日(月) 終了済
足利赤十字病院 名誉院長
小松本 悟(こまつもと さとる) 氏
我々医療機関は、療養の給付を始めとする保険診療を行う上で、健康保険法を始めとする医療保険各法の規定により厚生労働大臣の指導を受けている。病院の収入のほとんどはこの制度に基づく診療報酬収入である。その際、算定要件について熟知していなくてはならない。しかし、その内容は複雑多岐に渡り、用語を含めて解釈と理解に悩むことが多い。そして、適正な手続と適正な届け出を行う事が求められている。
そこで、本講演では施設基準からみた病院経営について概説したい。また、後半では個別指導・適時調査の実際とその関連資料の概説を行いたい。さらに本院が経験したそれらへの現場での実際の対応についても触れてみたい。
1.施設基準とその用語解説
2.施設基準の届け出について
3.施設基準の「様式9」とは
4.療養環境加算について
5.総合入院体制加算について
6.看護補助体制加算について
7.個別指導・適時調査の実際とその関連資料
8.個別指導・適時調査における現場での実際の対応の仕方について
9.質疑応答
1975年 慶應義塾大学医学部卒業。その後、同大学院にて医学博士学位取得
1984年6月から2年間米国ペンシルバニア大学脳血管研究所留学
帰国後、慶應義塾大学神経内科医長就任
1990年 足利赤十字病院着任
1994年 足利赤十字病院 副院長就任
2005年 医療管理政策学修士(MMA:医業のMBA)取得
2006年 診療情報管理士取得
2008年 足利赤十字病院 院長就任
2010年 慶應義塾大学医学部客員教授就任
2013年 獨協医科大学臨床教授就任
2017年 群馬大学医学部臨床教授就任
2017年 日本病院会 副会長就任
2019年 国際病院連盟 理事就任(IHF:International Hospital Federat
ion)
2020年 アジア病院連盟 会長就任(AHF:Asian Hospital Federation)
2021年 足利赤十字病院 名誉院長就任
その他、各学会評議員等要職を兼務