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【2050年カーボンニュートラル社会に向けた国土交通省の政策】
9月13日(月) 終了済
国土交通省 総合政策局 環境政策課 課長補佐(総括)
柳井 和則(やない かずのり) 氏
近年の気候変動による自然災害の激甚化・頻発化など、地球温暖化対策は「待ったなし」の課題となっています。2050年カーボンニュートラル、グリーン社会を実現するため、我が国のCO2排出量の約5割を占める運輸・民生部門の脱炭素化に向け、国土交通省として、現場を持つ強みや技術力を活かして貢献すべく、2030年度までの10年間に取り組む重点プロジェクトを「国土交通グリーンチャレンジ」として本年7月に取りまとめました。
本講義では、種々のチャレンジングな取組を盛り込んだグリーンチャレンジの概要をご紹介いたします。
「国土交通グリーンチャレンジ」では、グリーン社会の実現に向けて、分野横断・官民連携の視点から重点的に取り組むべき以下の6つのプロジェクトを掲げており、その内容をご説明いたします。
1.省エネ・再エネ拡大等につながるスマートで強靱なくらしとまちづくり
2.グリーンインフラを活用した自然共生地域づくり
3.自動車の電動化に対応した交通・物流・インフラシステムの構築
4.デジタルとグリーンによる持続可能な交通・物流サービスの展開
5.港湾・海事分野におけるカーボンニュートラルの実現、グリーン化の推進
6.インフラのライフサイクル全体でのカーボンニュートラル、循環型社会の実現
7.質疑応答/名刺交換
東京大学公共政策大学院修了。2008年に国土交通省入省後、国土政策、環境政策、震災対応、まちづくり、地域公共交通等についての業務を経て、2021年4月より総合政策局環境政策課にて勤務。