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日欧米のカーボンプライシングとビジネスの展望〜政府の検討状況、EU-ETS最新動向、ビジネスとしてのクレジット創出〜
7月21日(水) 終了済
株式会社伊藤忠総研 産業調査センター 研究員
岩坂 英美(いわさか えみ) 氏
2050 年ネットゼロ目標が不可逆的な世界の潮流となる中、「カーボンプライシング」や「クレジット」といった用語を頻繁に目にするようになった。ただ現状は、国内外で様々な制度が乱立し、各制度の全体像及び議論の方向性を掴み難い。
本講演では、日本政府によるカーボンプライシングの検討状況、7月公表予定のEU-ETSの最新動向、ボランタリークレジット制度の現状等を概観しつつ、今後想定される留意点や事業機会について、広範に解説する。
1.政府・企業レベルでの気候変動対策へのコミットメント
2.各国対策の根幹となるカーボンプライシング
3.日欧米における最新の検討状況
4.自動車業界における燃費規制とクレジット
5.ボランタリークレジット制度の現状及び今後の留意点
6.クレジット創出の事業機会考察
7.質疑応答/名刺交換
東京大学経済学部卒、コロンビア大学大学院修了(計量社会科学専攻)。
2012年に内閣府に入府、経済財政政策の企画・立案に従事。
2019年〜成城大学非常勤講師(「日本経済論Ⅱ」担当)。
2020年に株式会社伊藤忠総研に入社。産業調査センター研究員として、脱炭素や欧州経済に関する調査・情報提供を行っている。