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気候変動時代の競争力、とるべき戦略〜政策、企業、金融等の最新動向〜
7月29日(木) 終了済
(公財)地球環境戦略研究機関
ビジネスタスクフォース ディレクター
日本気候リーダーズ・パートナーシップ
エグゼクティブ・ディレクター
松尾 雄介(まつお ゆうすけ) 氏
菅総理による2050年カーボンニュートラル、そして2030年に46%減(50%減の高みを目指す)など、日本でもいよいよ脱炭素化に向けた動きが本格化してきている。また、グローバル企業が自社のサプライチェーンを構成する企業に対して再エネ導入を求めるなど、企業の取引条件に気候変動対応が求められ始めた。最近では、新聞紙上でも、脱炭素、SDG、ESGなどのキーワードを見ない日はないほどであるが、一方で、それら一連の事象を、体系立てて理解することが不足していると感じるビジネスマンは少なくない。
本講演では、気候変動がどのような経路を経て実際の企業活動に影響するのかを体系的に解説しつつ、最新の政策、金融、企業等の動向を紹介する。
1.始まった脱炭素化への転換
2.脱炭素化の文脈理解:なぜ企業に影響するのか
3.脱炭素化時代の最重要KPI:カーボンバジェット
4.脱炭素経営を取り巻く最新動向
5.質疑応答/名刺交換
1974年 京都府生まれ。株式会社三和銀行(現三菱東京UFJ銀行)、ESG投資顧問の株式会社グッドバンカーを経て2005年より現職。2005年 ルンド大学(スウェーデン)産業環境経済研究所修士課程修了(環境政策学修士)。気候変動と企業の関わりについて一貫して研究活動を実施。日本の先進企業で形成され、脱炭素社会を目指す日本気候リーダーズ・パートナーシップ(JCLP)の事務局責任者。ほかに自治体の再エネ審議会委員、RE100アワード審査員、グローバル企業の気候変動アドバイザーなども務める。受賞歴:2010年度 エネルギー・資源学会 第14回茅奨励賞、環境省 第9回、第11回NGO/NPO・企業環境政策提言 最優秀賞など多数。