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【AI・デ-タ関連ビジネスの最新動向を踏まえた】
〜DXの中心技術の利活用と契約交渉、個人情報保護、情報漏えい防止策等の実務〜
5月27日(木) 終了済
西村あさひ法律事務所 弁理士・弁護士
濱野 敏彦(はまの としひこ) 氏
DX(デジタル技術を活用し、テレワーク、働き方改革を行いつつ、競争力・生産性の維持・向上、及び、コスト削減を実現すること)を推進するためには、まず、DXの中心技術の内容と利用動向を把握することが重要です。そして、DXを可能とし、かつ、適切な情報セキュリティを有するクラウドシステム等を選択した上で、DXを踏まえた情報漏えい防止策を採る必要があります。また、競争力・生産性の維持・向上の観点から、AI、データ等の利活用とともに、近時急速に利用が進んでいるSaaSの選択、利用是非の検討を行うことが重要となります。さらに、法的観点から、契約交渉戦略や、個人情報保護等に留意が必要です。
そこで、本セミナーでは、理系のバックグランドを有し、AI技術に知見を有する講師が、DXの中心技術の利用動向を踏まえて、DXの戦略と法的留意点について解説します。
1.DXに関連する事項の整理と、DX全体における視点・戦略
2.テレワークとクラウドシステム、情報セキュリティ(情報漏えい防止策)
3.SaaSの選択と、利用契約の検討ポイント(SLA、事業継続性、個人情報保護等)
4.AI技術、AI関連ビジネスの現状と、AI関連契約における交渉戦略
5.データビジネスの現状と、データ関連契約における交渉戦略
6.個人情報保護に関する留意点・実務上の工夫と、改正個人情報保護法
7.質疑応答/名刺交換
※DXの中心技術:AI、データ、SaaS、テレワーク、クラウドシステム、量子コンピュータ
2002年 東京大学工学部卒業。同年弁理士試験合格。2004年 東京大学大学院新領域創成科学研究科修了。2007年 早稲田大学法科大学院法務研究科修了。2008年 弁護士登録。2009年 弁理士登録。2011年から2013年まで新日鐵住金株式会社知的財産部知的財産法務室出向。
大学・大学院の3年間、ニューラルネットワーク(今のディープラーニング)の研究室に所属し、プログラミング等を行っていたため、AI技術についても詳しい。理系のバックグラウンドを活かし、営業秘密侵害訴訟、特許侵害訴訟、職務発明訴訟等の知的財産関連訴訟、知的財産全般、AI・データ、IT、個人情報、危機管理、情報セキュリティ、コーポレートガバナンス等の分野の法的助言を専門とする。