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〜2021年度版ローコストオペレーションのご紹介〜
5月24日(月) 終了済
GUTS株式会社 代表取締役
清水 仁(しみず じん) 氏
コロナ禍で人の移動や接触が制限されるなか、価格交渉が「不要不急」なのかどうなのかは立場によって答えが変わるのかもしれませんが、これだけ医療業界の経営が苦境に陥っている(4月〜11月の対前年概算医療費が入院で▲3.7%、入院外で▲6.1%)ことを鑑みると、決して「不要」であるとは考えられません。
とはいえ、ここまで旧来の常識が覆されているなかで今まで通りの「価格交渉」をやることも、また賢明であるとも言えないでしょう。
ローコストオペレーション第1部では、医薬品費・診療材料費をどのように価格交渉して、どのように見直していくべきか、いくつかの方法論を比較して具体的な手法をお話させていただきます。
1.2020年に医薬品業界でなにが起きたか(値崩れの背景)??
2.高額な診療材料費(脳外・心外・循内)はコロナ禍でコスト削減できるのか??
3.ベンチマークシステムはどのように使えばいいのか??
4.いまこそ共同購入はやるべきなのか??
5.事例紹介(近畿地方:急性期総合病院)
GUTS株式会社 代表取締役
清水 仁(しみず じん) 氏
「委託費」は文字通り病院で発生している業務を「委託」しているわけですから、その前提は人件費の付け替えという側面があります。
病院で発生している「委託業務」はその性質上、エッセンシャルワークであることが多く、コロナ禍では撤退されてしまったら目も当てられない惨状が想像されますが、それではこの分野はしばらく交渉はおろか見直しもできないのでしょうか。
コロナ禍での演者の実践経験なども合わせてご紹介して、コロナ禍でもできる委託費のローコストオペレーションについて第2部でお話させていただきます。
1.コロナ禍で委託費は下げられるのか??(撤退されてしまわないか??)
2.いま、交渉しやすい分野・しにくい分野はどこか??(ターゲッティング)
3.管理栄養士に反対されない給食業務の見直し手法とは??
4.床頭台のデジタルミックス化をトリガーにしたコスト削減手法とは??
5.事例紹介(近畿地方:ケアミックス病院)
2005年 社会学修士(社会心理学)。東京都内の医療法人に入職し、同法人本部で購買業務および各種契約業務を担当。
2009年から病院経営コンサルタントに転身。そして2017年4月にGUTS株式会社を設立し、代表取締役に就任。
社会心理学や行動経済学を病院経営に応用することでモチベーションアップと組織改革を両立させるコンサルティングスキームを提唱している。
【執筆】Web医療タイムス(『心理学で読み解く病院経営』連載中)、m3.com(『駆け引きの病院経営心理学』)ほか多数