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洋上風力発電の技術開発・事業動向と日本の採るべき方向性〜国内外の最新情報と展望〜
6月30日(水) 終了済
東京大学名誉教授
京都大学大学院 経済学研究科
再生可能エネルギー経済学講座 特任教授
世界風力エネルギー学会 副会長
荒川 忠一(あらかわ ちゅういち) 氏
風力発電の概要のあと、洋上風力発電の技術開発の国内外の最新情報を解説するとともに、カーボンニュートラル実現に向けて日本の風力発電が果たすべき方向性を示唆する。
洋上風力発電は支持構造物により着床式と浮体式に分かれるが、それぞれの特長を解説するとともに、主要素である風車の発展について論じる。さらに、欧州ではEUや各国の政策のもと、風力発電が発展した歴史がある中、日本の2050年に向けた政府のエネルギー政策、ロードマップへの期待を述べる。
1.風力発電のはじめに
2.洋上風力発電の現状
3.洋上風力発電のプロジェクト
4.洋上風力の支持構造と風車
5.ブルーオーシャンとしての日本の洋上風力発電の将来
6.質疑応答/名刺交換
1951年4月 宮城県生まれ。1970年3月 宮城県古川高校 卒業、同年4月 東京大学入学。1974年3月 東京大学 工学部機械工学科 卒業。1980年3月 同 大学院博士課程修了 工学博士。1980年4月 東京大学 工学部 講師、翌年 助教授。1985年4月 ドイツ・カールスルーエ大学客員研究員(1986年8月まで) 。1996年2月 同 大学院工学系研究科 教授。2000年4月 同 情報学環教授兼任(2006年まで)、総長補佐(2001年度)。2017年3月 定年により退職 東京大学名誉教授。2017年4月 名古屋大学大学院環境学研究科 客員教授。2018年4月 京都大学大学院経済学研究科 特任教授、現在に至る。
およそ50年、東京大学で教育、研究活動を行った。専門は機械工学、数値流体力学、メディア芸術。2000年より風力発電の研究を開始。2007年以来、世界風力エネルギー学会副会長。政府(経産省、環境省、内閣官房など)の政府委員を務める。海洋基本計画の委員会で、洋上風力のロードマップを提案。現在、地方公共団体における洋上風力発電促進計画に協力。