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中国5Gの最新市場動向及び6Gの動き
5月27日(木) 終了済
沖為工作室合同会社 Founder
沖本 真也(おきもと しんや) 氏
5Gは4Gの延長線上として捉えられる側面と、消費者のデジタル体験を劇的に変えるイノベーションとして捉えられる側面があります。消費者へ与えるインパクトが大きいのと、通信という社会の根幹システムに関わるため、その技術の覇権を巡って政治問題にも発展したのは周知の事実であります。一方5Gで消費者や社会のすべてのニーズを満たすわけではなく、より高次の通信ネットワークの議論、すなわち6Gの開発がすでに始められています。中国では世界初となる「6G衛星」を宇宙に打ち上げ、技術テストを実施しており、従来推し進めてきたAI、通信、半導体技術を総動員して6Gの構築に乗り出すと考えられます。
本セミナーでは、中国の5G市場トレンドについて、5Gで使われる部品(アンテナなど)の特性やサプライチェーン、5G基地局・デバイスの市場規模予測、5Gデバイス・サービストレンド、6G等を扱います。
1.サマリー
(1)中国5G市場背景
①加速する5Gアプリケーション
②中国通信事業者の動き
③キーとなる統合型クラウドネットワーク
(2)アフターコロナとスマートシティ
①新型コロナウイルスが与えたインパクト
②多様性を支えるスマートシティ
③デジタルトランスフォーメーションとスマートシティ
④6G
2.中国5G市場動向
(1)5G基地局市場
①建設状況
(2)5Gデバイス市場
①5Gが変えるユーザー体験
(3)5Gサービス市場
①4Gのピークは2020年
3.アプリケーショントレンド(ユースケース分析)
(1)スマートホーム
(2)自動運転
(3)スマートシティ
(4)産業IoT
(5)スマート農業
4.コンポーネント、材料トレンド
(1)コンポーネント(アンテナ等)
①5G時代の基地局、アンテナコンセプト
②クラウド上スモールセル
③PCBおよびCCL
④OpenRAN
(2)材料
①アンテナ構成部品と使用される材料
②求められる材料特性
③3D樹脂成型と二次加工
④Shengyi Technology社
5.市場規模予想
①5G基地局
②5G対応スマートフォン
③5Gサービス
④5Gアンテナ
6.競争環境分析
(1)サプライチェーン概観
(2)5G基地局、デバイスシェア分析
(3)競争環境分析まとめ
7.6G
(1)ユースケース
(2)すでに始まっている材料開発
(3)ロードマップ
8.まとめ
9.質疑応答
1998年 桐蔭学園高等学校理数科卒業。大学で文学士(英米文学科専攻)を取得後、社会人として働きながら米国 大学でMBA取得。2003年 社会人として主に営業職として従事。製造業界において複数の企業で新製品の開発および上市業務を担当。プラスチック製品メーカーでは物流用プラスチックパレット「スキレッター」の開発から上市まで営業職として関わり、開発者の一人として特許登録。自動車業界では主にドイツ自動車メーカーに対し内装部品の加飾技術の提案を行う職務につき、水圧転写や本杢インモールド成型などの工業化に従事。市場調査業界では、主にトレンドフォース社、ケリーサイエンティフィックパブリケーション社等の海外調査会社やマイクロLED、マイクロバイオーム等の市場調査のマーケティングを手掛け、業界団体を巻き込んでマーケットの活性化に従事。2020年に沖為工作室合同会社を設立。製造業界や市場調査業界で培ったネットワークを生かし、5G、マイクロLED、自動運転、車載用バッテリー、マイクロバイオームなどの先端技術の市場分析を提供。米国メディアにも注目の企業として取り上げられる。
https://finance.yahoo.com/news/navigating-global-marketplace-unprecedented-times-075008361.html