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今、最も注目のマイクロバイオーム〜市場・技術トレンド、応用、規制、マーケティング戦略〜
3月29日(月) 終了済
沖為工作室合同会社 Founder
沖本 真也(おきもと しんや) 氏
マイクロバイオーム (微生物群ゲノム情報) 研究の進展により、多くの疾患や健康状態の変化がマイクロバイオームの変容に関連していることが示されてきています。このため診断・分析・検査や、治療薬、健康食品、農畜水産業用途の開発などへと応用研究が進められています。
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の拡大は臨床試験の遅れと投資活動の停滞などを招き、開発の継続性に関わるリスクを高める要因となりました。しかしながら、COVID-19問題によって人々の健康への関心が高まり、当該市場のドライバー因子にもなっています。
本セミナーでは、マイクロバイオーム市場に関わるスタートアップ企業の取り組みをメインに取り上げ、さらに市場規模から技術トレンド、シーケンシング、健康食品、農畜水産業等への応用、規制、マーケティングについてまで、幅広く取り扱います。
1.マイクロバイオーム市場トレンド
(1)マイクロバイオームとは
(2)マイクロバイオームと疾患の関係
①胃腸疾患系(C. difficile、炎症性腸疾患等)
②肝疾患系(非アルコール性脂肪肝等)
③代謝障害系(肥満, 糖尿病等)
④がん疾患(大腸がん、肝臓がん等)
⑤免疫疾患系(1型糖尿病、乾癬、アレルギー等)
⑥脳・神経系疾患(アルツハイマー病、パーキンソン病、自律神経失調症等)
(3)マイクロバイオームとシーケンシング
①16S rRNAシーケンシング
②ショットガンメタゲノム解析
③メタボローム解析
④統合オミクス解析
(4)Fecal Microbiota Transplantation (便微生物移植)
2.マイクロバイオームアプリケーション
(1)治療薬
(2)診断
(3)健康食品
(4)スキンケア
(5)農畜水産業
(6)その他
3.サプライチェーン
(1)マイクロバイオーム産業セグメント
(2)糞便バンクとマイクロバイオーム
(3)細菌回収カプセル
(4)シーケンシング
4.競争環境分析
(1)主な市場参入企業の分析
(2)競合リーダーシップマッピング
5.市場規模予測
(1)疾患別、アプリケーション別
(2)プロバイオティクス、プレバイオティクス
6.マイクロバイオームとマーケティング戦略
(1)アフターコロナ-でますます高まる健康への関心
(2)規制と課題
(3)マーケティング戦略に関する考察
7.まとめ
8.質疑応答
1998年 桐蔭学園高等学校理数科卒業。大学で文学士(英米文学科専攻)を取得後、社会人として働きながら米国 大学でMBA取得。2003年 社会人として主に営業職として従事。製造業界において複数の企業で新製品の開発および上市業務を担当。プラスチック製品メーカーでは物流用プラスチックパレット「スキレッター」の開発から上市まで営業職として関わり、開発者の一人として特許登録。自動車業界では主にドイツ自動車メーカーに対し内装部品の加飾技術の提案を行う職務につき、水圧転写や本杢インモールド成型などの工業化に従事。市場調査業界では、主にトレンドフォース社、ケリーサイエンティフィックパブリケーション社等の海外調査会社やマイクロLED、マイクロバイオーム等の市場調査のマーケティングを手掛け、業界団体を巻き込んでマーケットの活性化に従事。2020年に沖為工作室合同会社を設立。製造業界や市場調査業界で培ったネットワークを生かし、5G、マイクロLED、自動運転、車載用バッテリー、マイクロバイオームなどの先端技術の市場分析を提供。米国メディアにも注目の企業として取り上げられる。
https://finance.yahoo.com/news/navigating-global-marketplace-unprecedented-times-075008361.html