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診療看護師と専門作業療法士の視点から
3月17日(水) 終了済
松江赤十字病院 教育研修推進室 主任 診療看護師
本田 香(ほんだ かおり) 氏
高齢社会、COVID-19等、医療福祉システムの需要と供給のバランスが災害級の様相を呈す一方、その対策は現場レベルではまだまだ醸成途上にある。高齢者ケアの質向上にあたっては、職種内外問わず、質量ともに十分な議論が必須である。そのような中、多職種協働を重視する診療看護師の日々の実践、チームで実施したデスカンファレンスの内容と成果を紹介しつつ、次世代の医療人・高齢者ケアの在り方について言及する。
1.高齢者ケアの現状
2.看護カンファレンスにおける課題
3.診療看護師の活動・多職種協働実践の実際
4.チームでのデスカンファレンスの取り組みと成果
5.次世代の医療人とは〜医療社会学的観点から〜
公立八女総合病院 リハビリテーション科
専門作業療法士
中島 龍彦(なかしま たつひこ) 氏
昨今医療業界だけでなく様々な業界でも、多職種や他分野との連携を通じて、生産力向上を目指している。医療業界もまた多職種連携(IPW)にて患者様の治療とケアで生活機能の向上が図れている。我が国は高齢社会であり医療の現場も高齢者への治療やケアの取り組みが日々行われている。とりわけ急性期病院では全身状態の不安さで様々な症状悪化の懸念がある。そこで本講では当院で実践した急性期病院での多職種連携でのケアを紹介する。
1.連携とは
2.多職種を知ろう(作業療法を一例として・・)
3.高齢者を理解する
4.急性期病院における高齢者への多職種連携とは
5.当院での実践実例
2003年 高知女子大学看護学部看護学科専攻 看護学学士号取得。
虎の門病院 手術室、杏林大学病院 ICU、島根県立中央病院 ICU勤務。
2013年 東京医療保健大学看護学研究科看護学専攻 修士課程修了。
(上記在学中に混合病棟・訪問入浴での非常勤勤務)
一般社団法人日本NP教育大学院協議会公認 診療看護師資格取得。
同年、松江赤十字病院入職。救急外来、集中治療室、高齢者総合診療領域での活動を経て、現職。
2015年 特定行為研修修了(21区分38行為):法律制定と同時の修了認定(大学院修士課程内容をもって)
鳥取大学医学部特定行為研修管理委員会委員 兼 非常勤講師、島根大学医学部臨床看護講師。
【資格】・全米NLP協会・日本NLP協会公認 NLPトレーナー
・AHA公認 BLSリードインストラクター、ACLSリードインストラクター
2000年 佛教大学 社会学部 社会福祉学科卒(社会学士)
2001年 医療福祉専門学校 緑生館 作業療法学科卒(高度専門士)
高良台リハビリテーション病院リハビリテーション科入職
(作業療法科主任・回復期リハビリテーション病棟サブマネージャー、
外来・訪問部門サブマネージャーとして勤務)
2011年 西九州大学大学院 健康福祉学研究科修了(健康福祉学修士)
2014年 公立八女総合病院 リハビリテーション科入職
2018年 西九州大学 リハビリテーション学部 臨床講師
2020年 鹿児島大学 医学部 臨床講師
【資格】専門作業療法士(認知症)、認定作業療法士、3学会合同呼吸療法認定士、認知症ライフパートナー