■ライブ配信 ■アーカイブ配信
OSSによる自動運転の民主化〜自動運転の現状と未来/Autowareの展開〜
4月 5日(月) 終了済
名古屋大学 未来社会創造機構 モビリティ社会研究所
特任教授
(株)ティアフォー 取締役/CSTO
二宮 芳樹(にのみや よしき) 氏
自動運転による交通革命の実現が期待され、現在は社会実装に向けた活動が盛んである。自動運転をすべての人の移動の自由のために広く普及させる(民主化)のためには、安全で安価な自動運転技術が必要になる。そのためのアプローチが、自動運転のソフトのオープンソース化である。
本講演では、名古屋大学で開発され、世界に広がっている自動運転のOSS(オープンソースソフトウェア)Autowareについて紹介する。Autowareの基本となっている自動運転の原理、低コスト化で必要なODDの定義やReference Design、さらにCI/CD、Data Pipelineについて述べ、最後に課題をまとめる。
1.自動運転の定義
2.自動運転の現状と社会インパクト
3.OSSによる自動運転の民主化
4.Autowareの基本となる自動運転の原理
5.ODDの定義とReference Design
6.CI/CD Datapipeline
7.自動運転実現の課題
8.質疑応答
1983年 名古屋大学工学研究科電子工学専攻修士卒。同年 (株)豊田中央研究所入社。2011年 同 情報エレクトロニクス研究部長。2014年 名古屋大学未来社会創造機構 特任教授 〜現在。2015年 (株)ティアフォー 取締役(兼任)。2019年 同 CSTO 〜現在。