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【ますます不確実な時代に必須の思考法を身に付ける】
〜未来を洞察し、不確実な変化に対応する力を備える〜
3月 9日(火) 終了済
株式会社グリーンフィールドコンサルティング
代表取締役
西村 行功(にしむら みちなり) 氏
コロナ禍で世界が未曽有の危機に直面する中、企業経営においても不確実な変化に対応するための思考と戦略策定がますます求められています。こうした状況で役に立つのが「シナリオ・プランニング」という考え方です。
このシナリオ・プランニングは、不確実性を前提とした外部環境分析および戦略策定の手法で、欧米の企業ではかなり広く活用されています。日本でも、中期経営計画の策定や新事業戦略の構築にあたって、この考え方を採用する企業が増えつつあります。
本セミナーでは、日本でのシナリオ・プランニングの第一人者が、未来を先読みするためのシナリオ・プランニングの考え方やシナリオの作り方を、事例を交えて解説します。また、簡単なケース演習を通じて、シナリオの作り方を体験いただきます。従来とは違った考え方で中長期の戦略策定を行いたいと考えている経営者や経営企画・事業企画担当者のお役に立つ内容となっています。
<1>未来を先読みするためのシナリオ・プランニング【13:00〜14:30】
1.「新しいVUCA」の時代
2.戦略策定の本質は「アウトサイド・イン」
3.未来予測はあたらない
4.未来の不確実性を前提とした「シナリオ・プランニング」
・未来に跳んで、そこからバックキャスティングする
<2>シナリオ・プランニングのケース演習【14:40〜16:20】
ケース演習テーマ:「2030年、日本でアフターコロナの働き方はどうなっているか」
グループに分かれて、簡単なケース演習によりシナリオの作り方を体験いただきます
<3>シナリオ・プランニングの個人演習【16:30〜17:10】
自社を取り巻く業界の個人演習
自社の事業に関する業界について未来の仮説を構築する個人演習に取組みます。
自社の考えている未来以外にインパクトのありそうな未来はないか、起こりうる未来と
自社の戦略の整合性を確認し、ギャップがあれば埋めるために何をしたらよいか考えます
<4>質疑応答/まとめ【17:10〜17:30】
一橋大学商学部卒業後、オムロン株式会社にてマーケティング戦略及び全社経営戦略の策定に従事。ミシガン大学経営大学院修士課程修了後 (MBA with Distinction)、戦略コンサルティングのコーポレイト・ディレクション(CDI)およびリエンジニアリング・コンサルティングのCSC Index(サンフランシスコ事務所)を経て、株式会社グリーンフィールド コンサルティングを設立、現在に至る。シナリオ・プランニングをはじめ、中長期事業戦略、新規事業・新商品開発戦略、長期ビジョン構築、企業変革など幅広い分野で、「企業自らが考えること」を支援する「プロセス・コンサルティング」を実践。次期経営層や中核となる人材の育成支援を目的とした、大手企業の戦略研修も行っている。これまでに、250以上のプロジェクトで、5,000人以上を支援した実績を持つ。また、経営の領域のみならず、2011年には東北大学震災復興研究センターの「東北経済の復興シナリオ」構築を支援、2013年には、若手リーダー育成を行っているオーストリアの国際NGO“ザルツブルグ・グローバル・セミナー”が、日本で初開催したセミナーに全面協力し、「2030年の世界シナリオ」(Scenarios for 2030)作成を支援するなど、シナリオ・プランニングの手法を活用して様々な分野で支援活動を展開している。
主な著書として、「『未来を読む』ビジネス戦略の教科書」(毎日新聞出版)、「なぜか意見が通る人の戦略思考法-シナリオ・プランニングで先を読む【電子書籍】」(日経BP社)、「先が見えない時代の『10年後の自分』を考える技術」(星海社新書)、「戦略思考のフレームワーク* - *未来を洞察する『メタ思考』入門」(東洋経済新報社)、「知りたいことは『面』に聞け!-分析力と表現力を強化する思考法:面発想」(日本経済新聞出版社)、「シナリオ・シンキング-不確実な未来への『構え』を創る思考法」(ダイヤモンド社)、「システム・シンキング入門 (日経文庫)」(日本経済新聞出版社)など。他、訳書や寄稿多数。