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令和3年度介護報酬改定の徹底分析とこれからの介護事業
1月23日(土) 終了済
厚生労働省 老健局 老人保健課
介護保険データ分析室長
北原 加奈子(きたはら かなこ) 氏
新型コロナウイルス感染症や大規模災害が発生する中で「感染症や災害への対応力強化」を図るとともに、団塊の世代の全てが75歳以上となる2025年に向けて、2040年も見据えながら、「地域包括ケアシステムの推進」、「自立支援・重度化防止の取組の推進」、「介護人材の確保・介護現場の革新」、「制度の安定性・持続可能性の確保」 を図る。
公益社団法人日本医師会 常任理事
医療法人博愛会・和香会、社会福祉法人優和会 理事長
江澤 和彦(えざわ かずひこ) 氏
令和3年度介護報酬改定は、2025年に向けて、2040年を見据えて、
1.感染症や災害への対応力強化、2.地域包括ケアシステムの推進、3.自立支援・重度化防止の取組の推進、
4.介護人材の確保・介護現場の革新、5.制度の安定性・持続可能性の確保を柱としている。
新型コロナウイルス感染症への対応、基本報酬や加算の見直し等について、それぞれの考え方や課題、今後の展望について解説する。
1.感染症や災害への対応力強化
感染症や災害への対応強化と事業所が講じるべき対策
2.地域包括ケアシステムの推進
看取りへの対応、認知症への対応、医療介護連携
3.自立支援・重度化防止の取組の推進
リハビリテーション・機能訓練等の見直し、科学的介護の推進、寝たきり・重度化防止
4.介護人材の確保・介護現場の革新
処遇改善の見直し、業務の効率化・負担軽減
5.制度の安定性・持続可能性の確保
適正化・重点化の見直し、報酬体系の簡素化
6.その他
リスクマネジメントの強化、基準費用額の見直し
7.今後の課題
次期介護報酬改定への課題と展望、今後の介護事業運営
厚生労働省 老健局 老人保健課 介護保険データ分析室長
岡山大学大学院医学研究科卒業(医学博士取得)
医学部卒業後、救急医療・重症管理等の内科臨床に意欲的に取り組むと共に、現在も専門である関節リウマチの臨床や感染管理に積極的に携わっている。平成8年現職就任以降、地域づくりを目指して、多数の医療介護施設を開設し、複数の病院、介護施設、サービス付き高齢者向け住宅、訪問・通所事業所等を運営し、特に、設計・建築、外装・内装デザイン、補助具開発も手掛ける。「社会貢献」を信条とし、社会保障制度・地域包括ケア・地域医療構想・医療保険・介護保険・診療介護報酬等に関する数多くの講演や執筆を行い、ライフワークである「尊厳の保障」に精力的に取り組んでいる。
【現役職】日本医師会 常任理事、日本慢性期医療協会 常任理事、日本介護医療院協会 副会長、慢性期リハビリテーション協会 副会長、日本医療法人協会 理事、日本リハビリテーション病院・施設協会 理事、全国老人保健施設協会 常務理事、全国デイ・ケア協会 理事、厚生労働省 「社会保障審議会(介護給付費分科会/介護保険部会)」 臨時委員、厚生労働省 「社会保障審議会(障害者部会)」 臨時委員、他
【著書】
・認知症診療の進め方-その基本と実践-(共著 永井書店)2010年発行
・高齢者ケア実践事例集2010年10月「尊厳の保障を目指して-ユニットケアによる個を尊重したケアの実現-」(第一法規)
・シリーズ介護施設 安心・安全ハンドブック5『苦情対応と危機管理体制』(株式会社ぎょうせい)2011年発行
・高齢者のための薬の使い方-ストップとスタート-(共著 ぱーそん書房)2013年発行
・感染制御標準ガイド(共著 じほう)2014年発行、他多数