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改正著作権法の重点と今後の方向性
2月25日(木) 終了済
ライツ法律特許事務所 弁護士・弁理士
平井 佑希(ひらい ゆうき) 氏
令和2年の著作権法改正では、海賊版サイトなど悪質な著作権侵害に対する規制を強化する一方、写り込みに関する権利制限規定の対象を拡大する、著作物のライセンスに関し当然対抗制度を導入するなど、著作物の適正な利用の円滑化を図る改正が行われています。改正の影響を受ける者も、個人から会社に至るまで、広範に及んでいます。
今回の法改正は令和2年10月1日と令和3年1月1日の2回に分けて施行されました。令和2年法改正がすべて施行されたこの段階で、一度改正法についての知識を整理しておくことが重要です。
令和2年改正を網羅しつつ、ポイントごとにわかりやすく解説します。
1.リーチサイト対策
2.違法コンテンツの私的使用目的でのダウンロード違法化
3.写り込みに関する権利制限規定の対象拡大
4.当然対抗制度の導入
5.その他の改正事項
(GI法、種苗法との関係/アクセスコントロール保護の強化など)
6.質疑応答/名刺交換
北海道大学 農学部森林科学科 卒業/北海道大学大学院 農学研究科環境資源学専攻 修了/横浜国立大学 法科大学院 修了/美勢法律特許事務所から事務所合併によりライツ法律特許事務所/横浜国立大学 法科大学院 非常勤講師(知的財産法)/中央大学 法科大学院 兼任講師(知的財産法)
<主な著作>「シートカッター事件最高裁判決」AIPPI Vol.63 No.4(日本国際知的財産保護協会、2018)/「ゴルフシャフト・デザイン事件」著作権法研究44(有斐閣、2018)/「海賊版サイトをめぐる法的論点の整理-「漫画村」の出現を契機として」ジュリストNo.1523(有斐閣、2018)/「本尊写真事件」コピライト Vol.58 No.693(公益社団法人著作権情報センター、2019)/小泉直樹ら編「著作権判例百選[第6版]」(有斐閣、2019)/「特許・実用新案の法律相談」(青林書院、2019)/「育成者権(しいたけ)侵害事件控訴審判決」知財ぷりずむ No.201(経済産業調査会、2019)/「農林水産関係知財の法律相談」(青林書院、2019)