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Apple Watchによる自己健康管理術と〜データを正しく理解する〜
3月10日(水) 終了済
慶應義塾大学病院 循環器内科
不整脈先端治療学寄附講座 特任講師
木村 雄弘(きむら たけひろ) 氏
Apple Watchで心電図や血中酸素ウェルネスが記録できるようになり、家庭でできる健康管理の幅が広がっている。我が国は健康診断が充実しているとはいえ、検査は一時的なものにすぎない。一方、Apple Watchは身につけているだけで、様々なヘルスケアデータを継続的に取得し続けてくれる。こうしたデータは、iPhoneに眠らせておくのではなく、それぞれの意味を正しく理解することで、自分の健康状態の変化に気づくきっかけにすることができる。
コロナ禍で病院受診控えなどが問題視される中、Apple Watchで収集するデータを活用して、セルフメンテナンスを行うことの意義は大きい。このために必要な、ユーザー、医療従事者、サービス提供者の正しい共通の認識を検討する。
1.心電図と脈拍数
2.血中酸素ウェルネスとCOVID-19
3.Apple Watch Heart Study
4.医療データ連携と、サービス化における注意点
5.質疑応答
2003年 慶應義塾大学医学部卒業
2011年 慶應義塾大学大学院博士課程 医学研究科卒業
2017年 慶應義塾大学病院循環器内科不整脈先進治療学寄附講座 特任講師