SSK 株式会社 新社会システム総合研究所

認知症の予防・診断・介護DX

商品No.
R04P0302
出版月
2024年12月
価格

印刷タイプ 53,900円 (税込)
CD-R(PDF)タイプ 53,900円 (税込)

ページ数
B5判 404ページ
発行<調査・編集>(株)エヌ・ティー・エス
備 考
CD-R(PDF)タイプは無断複製防止の為、お申込者の団体名(又は氏名)が透かしで入ります。
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レポート内容
■概要■
 ・認知症予防とケアの新たなカタチ、医療・介護DXの最前線!!
 ・デジタル技術を活用した認知症予防・診断・介護の最新研究から開発事例、社会実証の現状まで体系的に詳解!
 ・未来のために今から!“幸齢社会”実現のための技術参考書!
-CONTENTS-
<はじめに>
 ・世界における認知症対策
 ・日本における認知症対策
 ・デジタル技術を活用した認知症対策への期待と課題

【第1編 予防・進行防止・診断技術】
<1>認知症発症予測・予防のDX
1.ウェアラブル生体センサの生体データと生活データを用いた機械学習モデルによるアミロイドPET陽性の予測
 ・はじめに
 ・対象と方法
 ・結果
 ・考察
 ・結論
2.AI分析によるBPSD発症予測システムの開発
 ・はじめに
 ・BPSD発症予測システムの構築環境
 ・BPSD発症予測方法
 ・実験設定
 ・BPSD発症予測実験結果
 ・考察とまとめ
3.BPSD予測・予防により介護負担を軽減する認知症ケア補助人工知能「DeCaAI」の開発と実装
 ・はじめに
 ・データ基盤の整備と応用
 ・クラウドストレージによるデータの収集と整理
 ・主成分分析
 ・自動介護記録システム
 ・バイタルリンク(多職種連携情報共有システム)
 ・特徴的パターンの検出
 ・BPSD発症メカニズムの解明
 ・ディープラーニングによるBPSD発症予測
 ・発症予測計算RNNについて
 ・BPSD発症予測のデータセット
 ・LightGBM学習
 ・決定木が解き明かすBPSD発症の謎
 ・予測導出と予測学習
 ・評価方法と予測精度検証
 ・介護記録解析について
 ・実証報告
 ・おわりに
4.AI画像解析によるアルツハイマー型認知症進行予測技術
 ・背景
 ・AI 画像解析による認知症進行予測
 ・End-to-End型Deep Learningによる認知症進行予測技術
 ・マルチモーダルDeep Learningによる認知症進行予測技術
 ・ADNIデータセットを用いた認知症進行の予測実験
 ・認知症進行予測技術の臨床治験への応用
 ・今後の課題と方向性
5.家庭内電力使用データ活用による認知機能低下予測モデルの開発
 ・はじめに
 ・既存知見
 ・開発した家庭内電力使用データ活用による認知機能低下予測モデル
 ・おわりに
6.健診データのAI解析による認知症リスクの早期発見と個別的予防法
 ・はじめに
 ・全身性代謝障害と認知症の関係
 ・健診データのAI解析による認知症リスクの推定
 ・AICOGの認知障害リスクの推定精度の検証
 ・AICOGの応用
 ・高齢者(65歳以上)における低栄養、貧血の認知機能に対する影響
 ・AICOGによる脳萎縮度の推定
 ・近赤外分光法(NIRS)による脳機能データによる認知障害リスクの推定
 ・AICOGによる個別的栄養指導
 ・考察
 ・将来の展望
 ・まとめ
7.ボディフリーの脳波脳トレ競技bスポーツの開発-高齢者の認知機能低下予防と社会的交流機会の増加を目指して
 ・はじめに
 ・脳波による意思伝達装置を応用した認知トレーニングシステム開発のきっかけ
 ・脳波BMIによる意思伝達装置の動作原理
 ・脳波スイッチによる認知トレーニングシステムの開発例
 ・標的選択課題に基づくロボットスポーツゲーム
 ・今後の課題と展開
8.認知症予防のための会話支援ロボット「ぼのちゃん」の開発と導入事例
 ・認知症を予防する2段階アプローチ
 ・低下しやすい3つの認知機能を活用する「共想法」の提唱
 ・訓練効果を高めるための会話支援ロボット「ぼのちゃん」の開発
 ・認知的介入プログラム「PICMOR」の効果検証
 ・認知症予防のための会話支援ロボット「ぼのちゃん」の利用評価
 ・認知症予防の当事者研究拠点「ほのぼの研究所
 ・認知症予防のための会話支援ロボット「ぼのちゃん」の導入事例
 ・認知症を予防する社会の実現に向けて
 ・まとめと今後の展望

<2>認知症評価手法のDX
1.感情認識のAI解析による認知症早期評価システムの開発
 ・はじめに
 ・診断
 ・感情認識AI「KDE」
 ・「KDE」の検知プロセス
 ・「KDE」の課題
 ・社会的使命
 ・おわりに
2.音声のAI解析技術を活用した認知機能チェックツール「ONSEI」の開発
 ・はじめに
 ・認知的健常と軽度認知症の分類に有効な質問の選抜
 ・認知的健常と軽度認知症を分類するAIモデルの構築
 ・認知機能チェックツール「ONSEI」の開発
 ・医療現場におけるONSEIの精度
 ・おわりに
3.トレイルメイキングテストのデジタル化と脳科学的評価
 ・はじめに
 ・トレイルメイキングテストの開発と普及の歴史
 ・トレイルメイキングテストの概要と一般的な実施・評価手続き
 ・トレイルメイキングテストで計測すると考えられる脳機能
 ・テストのデジタル化に向けた国内外の動向
 ・認知症早期発見に向けたデジタル版TMTの開発
 ・スクラッチを用いた脳トレゲーム版TMTの開発
 ・注意機能を反映した脳波成分による認知機能評価
 ・まとめ

<3>認知症診断・検知のDX
1.自由会話のAI解析による認知症検知システムの開発
 ・はじめに
 ・データセット
 ・Data labeling
 ・文章の埋め込み
 ・機械学習の手順
 ・予測精度
 ・文字数と予測精度の関係
 ・ベクトル化の手法と機械学習アルゴリズムの比較
 ・考察
 ・結論
2.デュアルタスクによる軽度認知障害検知技術
 ・はじめに
 ・デュアルタスク
 ・デュアルタスクによる認知機能障害検知
 ・PPGCNによる健常とMCIの識別性能
 ・おわりに
3.認知症兆候検知判定システム「D-walk」の開発
 ・はじめに
 ・歩行情報を用いたMCI推定技術
4.ドラム演奏による認知症重症度スクリーニング手法の開発
 ・はじめに
 ・ドラム演奏に着目した理由
 ・対象と方法と計測値
 ・結果
 ・おわりに

<4>症状進行緩和のDX
1.オンラインによる音楽体操の認知機能への効果
 ・認知症に対する運動療法
 ・御浜-紀宝プロジェクト
 ・オンラインによる音楽体操
 ・今後に向けて
2.AI搭載小型ロボット「ZUKKU」による認知症維持・改善プログラムの開発
 ・プログラム開発の背景
 ・利用するロボットの詳細
 ・プログラムの内容
 ・課題
 ・今後の見通し
 ・その他の取り組み
 ・おわりに
3.日常に溶け込む認知機能ケアを目的としたガンマ波サウンド
 ・ガンマ波サウンドの“ガンマ波”とは何か
 ・40 Hzの刺激による認知機能や疾患への介入に関する研究
 ・ガンマ波サウンドの開発
 ・まとめ
4.J-MINT研究で評価手法にも採用されたICTツール脳体力トレーナーCogEvo
 ・はじめに
 ・CogEvoの開発の経緯
 ・CogEvoの代表的な特徴
 ・認知症予防に向けた役割期待
 ・おわりに

【第2編 介護サポートにおける環境づくりDX】
<1>介護サポート現場のDX
1.認知症高齢者の徘徊対策に役立つGPS端末「iTSUMO」の開発
 ・開発の経緯
 ・開発に向けて
 ・iTSUMOリリース後の状況
 ・機器の紹介
 ・利用者の声
 ・おわりに
2.地域の介護事業所等の情報検索サイトとの連携によるケアプラン作成支援AI「ミルモプラン」の開発
 ・介護分野の状況とAIケアプランの可能性
 ・地域の介護事業所等の情報検索サイト「ミルモネット」
 ・ケアプラン作成支援AI「ミルモプラン」
 ・ウェルモの目指すDX
3.専門性の高い介護職と同様の思考や行動を効果的かつ効率良く実践できる支援ツール「マジ神AI」の活用事例
 ・「マジ神AI」の開発
 ・「マジ神AIダッシュボード」の実装
 ・活用事例
 ・活用による効果
 ・おわりに
4.働き続けたい介護現場づくりと人材定着に向けて-「ケアズ・コネクト」の挑戦
 ・はじめに
 ・「ケアズ・コネクト」の概要
 ・介護現場の日常を支えるDXを創る上で考えたこと
 ・「ケアズ・コネクト」の課題解決DX
 ・働き続けたい介護現場へ-活用エピソード
 ・導入事業所の声
 ・おわりに

<2>認知症の周辺症状を緩和するAIロボットの導入事例
1.認知症高齢者にも愛され体温が宿るロボット「LOVOT[らぼっと]」の開発と導入事例
 ・LOVOTとは
 ・LOVOTを導入している施設からの声
 ・LOVOTと認知症ケアのための技術「ユマニチュード」
 ・認知機能の低下抑制効果に期待結果-神戸市「CO+CREATION KOBE Project」による実証実験
 ・高齢者とLOVOTの触れ合い
 ・LOVOTがもたらす効果
 ・LOVOTが目指す認知症高齢者との未来
2.AI技術を活用したコミュニケーションロボット「PALRO」の開発と効果
 ・はじめに
 ・PALROの基本機能と役割
 ・PALROの歩み
 ・まとめ
3.認知症高齢者向けAIコミュニケーションロボット「だいちゃん」の開発と導入事例
 ・はじめに
 ・開発経緯
 ・だいちゃんの特徴
 ・導入事例
 ・だいちゃんの課題と今後

<3>新しい介護環境づくりのDX
1.リビングラボ実践による理想的認知症ケアの検討とデジタルツイン
 ・はじめに
 ・リビングラボ設立
 ・理想的な認知症介護環境の検討
 ・介護施設のDXに向けて
 ・CADATY Practice
 ・デジタルツイン実装
 ・介護施設デジタルツイン化の課題対応
 ・おわりに
2.認知症高齢者および外出困難な高齢者のロボットによる遠隔コミュニティ
 ・はじめに
 ・外出困難な高齢者とロボットとの対話
 ・居宅の高齢者と学童との遠隔コミュニケーション
 ・赤ちゃんロボットコミュニティの創生
 ・赤ちゃんロボットの介護施設での活用
 ・考察
3.デジタル介護過程?を実践する「HitomeQケアサポート」の開発
 ・HitomeQケアサポートとは
 ・施設事例
 ・今後の展開:ADL 自動アセスメントとケアプランへの反映
4.介護データ連携プラットフォーム「ケアデータコネクト」-介護の価値を重視した生産性向上へ
 ・はじめに
 ・「ケアデータコネクト」が描いた介護の未来
 ・システム概要と各サービスについて
 ・ユーザー事例
 ・DXによる新しい介護環境を考える
 ・おわりに

<4>認知症教育のDX
1.急性期病院認知症ケア教育プログラムの開発
 ・はじめに
 ・認知症高齢者のせん妄発症予防VR/ARプログラム開発
 ・認知症高齢者のせん妄発症予防VR/ARプログラムの効果検証
2.認知症とAR:環境デザインによる共生社会の構築
 ・背景
 ・認知症とは?
 ・認知症と環境デザイン
 ・認知症当事者のための環境デザインとは?
 ・学びの機会の創出
 ・実践するツールとしてARの活用
 ・認知症AR体験プログラムの実施と効果
 ・まとめ

<おわりに>
 ・認知症を持つ人のアセスメントの視点と情報収集・分析の重要性
 ・認知症ケアにおけるデジタル技術の有効性
 ・デジタル技術導入時の留意点
 ・おわりに

■監修者■
江頭 達政
SOMPOインスティチュート・プラス(株)
ヘルスケア・ウェルビーイングG 上級研究員
樋口 拓也
SOMPOインスティチュート・プラス(株)
ヘルスケア・ウェルビーイングG 上級研究員
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