SSK 株式会社 新社会システム総合研究所

悪意の見える化とリスク・マネジメント

〜不正の芽を摘むテクノロジーと組織運営の改善〜

商品No.
R04P0298
出版月
2024年 8月
価格

印刷タイプ 46,200円 (税込)
CD-R(PDF)タイプ 46,200円 (税込)

ページ数
B5判 412ページ
発行<調査・編集>(株)エヌ・ティー・エス
備 考
CD-R(PDF)タイプは無断複製防止の為、お申込者の団体名(又は氏名)が透かしで入ります。
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レポート内容
■概要■
犯罪、不正・不祥事、迷惑行為、ハラスメント、テロ…生活の場や組織内外など、社会のあらゆる場に存在する「悪意」!
多様な「悪意」を科学とテクノロジーで「見える化」し、トラブルを未然に防ぐ!!
多様化・巧妙化する「悪意」を社会科学・心理学から科学し、リスクに備える!
デジタル技術などのテクノロジーを駆使して「悪意」を可視化・検出し、防止する!
不正の芽を摘む組織やシステムづくり、人的資本についても詳解!
-CONTENTS-
【巻頭言 テクノロジーで犯罪を防ぐ】

【第1編 増殖する悪意と対応策の新たな肝】
<1>現代の悪意

<2>犯罪防止のための環境のあり方

<3>社会的孤立から生まれる望まない犯行-社会学の立場から「居場所」の必要性を探る

<4>悪意の可視化のためのAI活用の研究

<5>サイバーセキュリティの課題と展望

<6>防犯×デザインの社会実装-犯罪を起こさない「空間づくり」

<7>地域安全マップとホットスポット・パトロールのためのアプリ開発

<8>地域安全マップ指導者養成教材の開発とその効果

<9>小説で描く空の犯罪

【第2編 悪意を検出・回避するテクノロジーの実際】
<1>画像認識・画像解析技術
1.画像認識・画像解析技術の防犯用途市場
2.カメラ映像処理システムによる不審行動の自動検知-その背景と意義-
3.深層学習モデルの敵対的攻撃と敵対的学習
4.防犯・安全確保のためのカメラ画像利活用と法的・倫理的問題
5.マスク越しに判別できる顔認証技術
6.高精度・高セキュリティを実現する最先端の生体認証システム
7.防犯カメラにおけるAI動体検知システム

<2>デジタル化と未知の悪意に対する課題-ふるまい検知・サイバーセキュリティ
1.サイバー犯罪の複雑性とそれへの対応
2.中小企業におけるサイバー攻撃対策
3.メタバース上での被害事例とその対応
4.テレワーク成功への道-セキュリティと効率を高める実践ガイド

<3>ネット社会における避けがたい悪意
1.SNS時代における迷惑行為と炎上の根源
2.エスカレートするネット炎上の過激化とそこに隠された欲求

<4>店舗・施設における省力化、悪意対策
1.省力化に向けた現状と課題
2.カスタマーハラスメントの現状と対応
3.フードディフェンス-最新の犯罪科学を根拠に食の安全の一翼を担う-
4.AIを利用したDX化が業界最大の課題、人手不足への一手となる
5.不審者事前検知ソフトDEFENDER-Xの現状と効用

<5>バイオテロなどの科学捜査での最先端分析化学と応用事例

<6>犯罪常習者に対するポリグラフ検査の目的と重要性、実際の手法

<7>プロファイリング技術の現在-心理学を応用した犯人像の推定技術-

【第3編 不正の芽を摘む組織・システムづくり、人的資本】
<1>内部統制の意義と課題-不正防止の観点から-

<2>不正リスクの高まりと防止体制のために
1.不正のトライアングル-不正の発生メカニズムと未然防止の着眼点-
2.人はなぜ不正行為に手を染めてしまうのか-神経科学からの知見-
3.「意図せぬ不正」の心理と行動倫理学
4.属人風土に潜む課題-組織開発に必要なこと-

<3>不正防止に向けたテクノロジーによる対応
1.AIによる不正検知モデルの開発と導入
2.政府・企業・研究機関への適用をめざすデータ暗号化と分散保存による不正防止対策

<4>蔓延する研究不正の現状と対策
1.近年の研究不正事案の発生原因に応じたアプローチと今後の展開-文部科学省公開の不正事案を素材として-
2.公正な研究活動における東北大学の取り組み

<5>個人を活かす組織のあり方-「共同体型組織」をどう変えるか-

【対談 不正の根絶に真正面から取り組むための心得】

■監修者■
八田 進二
青山学院大学名誉教授
小宮 信夫
立正大学 文学部 教授
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