SSK 株式会社 新社会システム総合研究所

水処理・水ビジネスの技術と市場2025

商品No.
R02V1096
出版月
2025年 3月
価格

印刷タイプ 93,500円 (税込)

ページ数
B5判 217ページ
発行<調査・編集>(株)シーエムシー出版
備 考
申込フォーム
お問合せ
レポート内容
■ポイント■
 ・地球全体の水のうち、資源として利用可能な水は0.01%!気候変動や水質汚染によりニーズが高まる水処理・水浄化技術や水ビジネスの動向を詳解!
 ・河川・土壌中のみならず、水道水からも基準値を超えるPFASが検出され、関心が高まっている水処理によるPFASの除去技術についても詳解!
 ・市場編では国内外の水関連規制や水ビジネスの動向についても解説!

■概要■
 地球上に存在する水の量は約14億立方キロメートルと膨大だが、その大部分は海水であり、人が利用できるのはわずか0.01%に過ぎないと
いわれている。世界の人口増加に伴い生活用水の使用量が増大しているだけでなく、新興国の工業化や経済成長に伴う工業用水の需要も拡大し、水の消費量は年々増加し続けている。
 しかし、気候変動による降水量の変化や水質の悪化、新興国における工業廃水の増加による水質汚染などが進行し、多くの地域で深刻な水不足が発生している。こうした背景から、安全に利用できる水資源の管理は、世界的に重要な課題となっている。
 日本国内においても、2024年には富山県を除く46都道府県で、水道水や河川、地下水からPFASが相次いで検出され、水の安全性確保に向けた対策が求められている。このような状況は、国内外における水処理・水利用ビジネスの需要拡大を促している。
 こうした水質浄化や安全性確保に対するニーズの高まりを受け、本書では、水処理・水利用ビジネス、水処理関連の装置・設備技術、分離膜や薬剤・材料に関する技術動向や市場動向をまとめた。
 本書が、水処理技術や水ビジネスに携わる方々の一助となれば幸いである。
-CONTENTS-
【技術編】
<1>水道におけるPFAS 問題の現状と規制・対策動向
1.PFASの規制の動向
2.国内の水道水中のPFASの存在状況と発生源
3.水道におけるPFASの対応策

<2>嫌気MBRによる高濃度有機排水の処理
1.はじめに
2.嫌気MBRの特長
3.適用検討事例
 ・アイスクリーム製造排水処理への適用検討例
 ・ビール醸造排水汚泥処理への適用検討例(膜ろ過性能の評価)
4.おわりに

<3>水処理分野における膜技術の最新動向
1.はじめに
2.水道分野
3.海水淡水化
4.下水道分野
5.カーボンニュートラルと膜技術
6.膜技術と水ビジネス
7.水の国際標準化と膜技術
8.おわりに

<4>イオン交換樹脂による水処理技術
1.はじめに
2.イオン交換樹脂の基礎
 ・イオン交換樹脂の構造
 ・イオン交換平衡とイオンの選択性
 ・拡散速度と貫流容量
 ・脱塩の原理
3.純水・超純水の製造
 ・イオン交換樹脂純水装置
 ・電気再生式イオン交換装置(EDI)
 ・超純水製造用イオン交換樹脂
4.イオン交換樹脂によるPFASの除去
5.終わりに

<5>フィルター(精密ろ過膜)と機能性粉体によるPFAS水処理・浄化技術
1.はじめに
2.本技術の原理
3.フィルターを用いた水浄化技術の課題と実証試験概要
 ・フィルター技術の課題
 ・高濃度・複数PFAS種,有機物が存在する場合の課題
4.実証試験方法
 ・室内試験
 ・現地試験
5.現地試験に向けた原水水質の測定
6.実証試験結果
 ・室内試験
 ・現地試験
7.本技術の有効性・経済性・環境負荷度
8.実証試験結果を受けて,ロングライフ運転に向けた取り組み
9.本技術の展開

<6>植物由来排水処理剤によるフッ素排水処理の効果
1.はじめに
2.凝集沈殿法
 ・一次凝集剤
 ・二次凝集剤
3.フッ素廃液に対する植物由来凝集剤(PFA)の効果
 ・PAMとPFAによる凝集効果
 ・部位別PFAの凝集効果
4.おわりに

<7>排水処理用新規セラミック膜蒸留膜の開発
1.はじめに
2.シランカップリング反応
3.アルミナ多孔質処理
4.おわりに

<8>逆浸透(RO)膜・正浸透(FO)膜の特性と開発動向
1.はじめに
2.RO膜とFO膜の特性
3.RO膜の開発動向
 ・海水淡水化の状況
 ・濃縮技術の開発(OARO)
4.FO膜の開発動向
 ・造水用途(海水淡水化)
 ・濃度差発電(PRO)
5.おわりに

<9>意図的な欠損をもたせたMOFの合成とPFAS吸着剤への応用
1.はじめに
2.UiO-66合成の方法
3.PFAS吸着実験の方法
4.合成したUiO-66の材料特性評価
5.合成したUiO-66のPFAS吸着特性評価
6.まとめと展望

<10>微細藻類を利用したマイクロプラスチック除去・水浄化技術
1.水質汚濁問題の概要と現状
2.マイクロプラスチック汚染の実態
3.水質浄化技術の現状と課題
4.微細藻類を用いたマイクロプラスチック除去および水質浄化ソリューション
5.今後の展望と課題

<11>海外における水ビジネスの動向
1.地球上の水資源と水需要(現状認識)
 ・水資源の特徴
 ・水資源の需要先は
2.これから水資源はどうなる
 ・気候変動による水資源のバランス崩壊
 ・人口増加と都市化の進展
 ・水質汚染が加速
3.水資源確保の為の技術(概説)
 ・淡水化技術
 ・水のリサイクル技術
 ・スマート水管理
4.国際的な水会議の紹介…
  「国連2023水会議」と「第10回世界水フォーラム」
 ・国連水会議の開会式
 ・国連2023 水会議…日本の貢献
 ・SDGs目標6(安全な水とトイレを世界中に)への各国・民間企業の取り組み
 ・第10回世界水フォーラム…バリ島で開催
5.世界の水ビジネスの現状と将来
 ・世界水ビジネスの現状
 ・水業界全体の世界的なトレンド
 ・将来の水ビジネス展望
6.新規水ビジネスの台頭
 ・有機フッ素化合物PFAS類(PFOS/PFOA)除去ビジネスの台頭
 ・半導体産業向け水ビジネス
 ・データセンター向け水ビジネス
 ・生成AI向け水ビジネス…ウォーターポジティブ
7.日本国内の水ビジネス展望
 ・国交省の動き
 ・日本が世界に果たす役割は


【市場編】
<1>国内外の水環境・水規制の動向
1.水環境と水質規制
 ・概要
 ・日本の水環境と水質規制
  -水環境
  -水質規制
 ・米国の水環境と水規制
  -水環境
  -水質規制
 ・EUの水環境と水質規制
  -水環境
  -水質規制
 ・中国の水環境と水質規制
  -水環境
  -水質規制

<2>水処理装置・設備の市場と技術
1.水処理装置・設備(総論)
 ・排水処理と用水処理
 ・水処理装置の機能
 ・水処理装置の市場動向
2.次亜塩素酸水生成装置の市場と技術
 ・概要
 ・市場動向
 ・メーカー/製品動向
3.浄水(上水道・地下水)ビジネスと装置・設備
 ・概要
 ・市場動向
 ・メーカー/製品動向
4.下水道ビジネスと装置・設備
 ・概要
 ・市場動向
 ・メーカー/製品動向
5.再利用水ビジネスと装置・設備
 ・概要
 ・市場動向
 ・メーカー/製品動向
6.海水淡水化装置と市場
 ・概要
 ・市場動向
 ・メーカー/製品動向
7.産業用水処理装置と市場
 ・概要
 ・市場動向
 ・メーカー/製品動向
8.医療用洗浄・減菌・消毒器の市場と技術
 ・概要
 ・市場動向
 ・メーカー/製品動向
9.浄化槽の市場
 ・市場動向
 ・メーカー/製品動向
10.浄水器と市場
 ・概要
 ・市場動向
 ・メーカー動向
11.日本の水処理技術と海外進出
 ・海外に誇れる日本の水処理技術
 ・水道事業の海外進出

<3>水処理薬品・材料の市場
1.水処理薬品の全容
2.無機凝集剤
 ・概要
 ・市場動向
 ・メーカー/製品動向
3.有機高分子凝集剤
 ・概要
 ・市場動向
 ・メーカー/製品動向
4.塩素系酸化剤
 ・概要
 ・市場動向
 ・メーカー/製品動向
5.酸素系酸化剤
 ・概要
 ・市場動向
 ・メーカー/製品動向
6.還元剤
 ・概要
 ・市場動向
 ・メーカー/製品動向
7.その他の水処理薬品
 ・ろ過助剤
 ・キレート剤
 ・シリコーン消包剤
8.微生物制御・スライムコントロール剤
  -過酢酸
  -イソチアゾロン系化合物
  -2,2-ジブロモ-2-シアノアセトアミド(DBNPA)

<4>水処理用イオン交換膜・分離膜
1.イオン交換膜
 ・概要
 ・市場動向
 ・メーカー/製品動向
2.イオン交換樹脂
 ・概要
 ・市場動向
 ・メーカー・製品動向
3.活性炭
 ・概要
 ・市場動向
 ・メーカー/製品動向
4.水処理膜(分離膜・ろ過膜)
 ・概要
  -MF膜(精密ろ過膜)
  -UF膜(限外ろ過膜)
  -NF膜(ナノろ過膜)
  -RO膜(逆浸透ろ過膜)
 ・市場動向
 ・メーカー/製品動向

<5>国内における水ビジネス関連主要企業の動向
1.エンジアリング企業
2.水処理プラント・装置メーカー
3.分離膜メーカー
4.商社
申込フォーム
お問合せ