SSK 株式会社 新社会システム総合研究所

COP27の結果を受けた国内外の動きと企業判断

〜GX-ETS、CBAMや米国提案、ICAO決定を包括し考察〜

商品No.
O23097
開催日
2023年 2月 9日(木)
価格
1名につき 33,700円(税込)
同一のお申込フォームよりお申込の場合、2人目以降 27,500円(税込)
備 考
収録時間 1時間57分 テキストデータ(PDFデータ)つき

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■セミナーオンデマンドについて
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2月 9日(木)

COP27の結果を受けた国内外の動きと企業判断
〜GX-ETS、CBAMや米国提案、ICAO決定を包括し考察〜

(公財)地球環境戦略研究機関 
上席研究員/シニアフェロー
(有)クライメート・エキスパーツ 代表取締役
松尾 直樹(まつお なおき) 氏

COP27での決定事項などから、まずは、現在のわれわれのおかれている状況を振り返ります。
国際制度面では、パリ協定実施の動きに加え、G7サミットで提唱されたクライメートクラブが動き出そうとしています。その他の国内外の動きとしては、国内ではGXという標語のもとでの各種の動きがある中で、GX-ETSという国内排出権取引制度が来年度から動き出します。国際的にも、EUの提唱するCBAM(炭素国境調整メカニズム)に加え、米国がやや異なった提案をEUに対して行ってきています。国際航空を司るICAOは、2050年ネットゼロの決定を行いました。
また、企業とすれば、各種の社会的要請が生まれる中、自社がそれに対応する必要性という観点に加え、他者がその要請に応えるためのサービスというビジネス機会が訪れてもいます。
このような中で、企業として、将来の不確実性のどう対処すればよいのか?ほぼ間違いなく言えることは何か?どのように「打って出る」ことができるか?などを考察いたします。

1.気候変動に関する国際的な枠組みの流れを理解する
 (1)気候変動枠組条約・京都議定書・パリ協定の意味合い
 (2)COP27の結果を考える
 (3)2030-2050年目標に向けて
 (4)G7サミットとクライメートクラブ

2.国内外の動き
 (1)GXに向けての動き
 (2)カーボンプライシングとその展望(GX-ETSを中心に)
 (3)CBAMと米国の代替案
 (4)ICAOの決定

3.企業活動を巡る各種の社会的な要請
 (1)自社への要請とその対応
 (2)他者への要請へのサービス提供

4.企業判断の考え方
 (1)不確実性への対応
 (2)ロバストなものはなにか?
 (3)新しい価値創造へのチャレンジ

松尾 直樹(まつお なおき) 氏
■現在
(有)クライメート・エキスパーツ 代表取締役 (温暖化コンサルティング) (2002-)
(株)PEARカーボンオフセット・イニシアティブ 代表取締役 (途上国ビジネス) (2007-)
(株)クールイノベーション 取締役 (革新的冷蔵技術・途上国コールドチェーン) (2020-)
(公財)地球環境戦略研究機関 上席研究員/シニアフェロー (気候変動戦略研究) (2017-)
慶應義塾大学 非常勤講師 (大学院低炭素関係) (2009-) 等
■その他
(財) 日本エネルギー経済研究所 (気候変動と電力の研究) (1991-1998)
(財)地球環境戦略研究機関 (気候変動問題戦略研究) (1998-2002)
(財)地球産業文化研究所 (IPCC) (1998-2001) 等
大阪大学大学院理学研究科物理学専攻 博士後期課程修了 (理学博士)
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