【脳科学×テクノロジーによる近未来】
ブレインテックの技術・活用の最新動向と
株式会社日本総合研究所 先端技術ラボ アナリスト
西下 慧(にしした さとし) 氏
株式会社日本総合研究所 先端技術ラボ
シニアアナリスト
間瀬 英之(ませ ひでゆき) 氏
「ブレインテック」とは、脳科学の知見とテクノロジーを掛け合わせた造語で、医療やヘルスケア領域だけでなく、マーケティングや教育など様々な領域で活用が期待されている。近年、一般の消費者向けにブレインテックを活用したサービスや製品が登場しつつある。一方で、科学的な根拠があるのかどうか疑わしい製品や消費者を引きつけるために誇張表現や魅力的な謳い文句が散見される。
本セミナーでは、ブレインテックの現状や最新の取り組み事例に加え、課題や社会実装に向けて必要な事項を客観的な視点で紹介する。
1.背景・市場動向
(1)ブレインテックが注目される背景
(2)ブレインテックの概要
(3)主要国の動向
(4)国内外の主要な企業・スタートアップ(Neuralink、Synchron他)
2.活用動向
(1)ブレインマシンインターフェース(脳と計算機・ロボット等を直接結ぶ)
(2)ニューロフィードバック(脳活動の自己制御)
(3)デコーディング(主観的な意識や知覚等、脳活動の解読)
3.技術概説・動向
(1)脳計測手法
(2)脳計測の指標と分類
(3)脳計測デバイスの動向
4.展望・考察
(1)ブレインテックで注目される活用領域
(2)現状の課題
(3)ブレインテックの社会実装に向けて
2016年(株)日本総合研究所入社。SMBCの社内システム開発・プロジェクト管理やブロックチェーンに関する技術調査・システム開発などを経て、現職。
著書「あなたの会社もブロックチェーンを始めませんか?」(中央経済社中央経済社、2020年、共著)
2014年(株)日本総合研究所入社。SMBCのシステム企画・開発業務等を経て、2018年から現職。
2022年度公募「NEDO先導研究プログラム/エネルギー・環境新技術先導研究プログラム案件検討委員会」委員。E資格、修士 工学。
著書「金融デジタライゼーションのすべて:DXに臨む金融業界のテクノロジーと実践」((一社)金融財政事情研究会、2021年、共著)