成熟期に差し掛かった映像配信の
〜広告モデル導入で視聴体験はどう変わるのか?国内外注目プレーヤーの動向と今後の展望〜
ジャーナリスト
西田 宗千佳(にしだ むねちか) 氏
コロナ禍で日本でも映像配信が定着し、もはやマスのものになってきた。一方、世界的に見るとユーザー数も頭打ちの傾向を見せており、競争軸の変化が見えてきた。もはや映像配信は成熟期に差し掛かりつつある。
「広告モデルの導入」という大きな潮流、ユーザー数が唯一増加している日本を含むアジアの価値、さらには日本でようやく定着する「ライブイベントとスポーツの配信」を含め、日本の映像配信ビジネスの現状を俯瞰する。
1.海外と日本、映像配信の状況の違い
2.会員増加期を終えたサービス競争の行方
3.「広告モデル」は映像配信をどう変えるのか
4.日本で増える「スポーツイベント」の配信化
5.日本での映像配信顧客獲得の状況
6.「独占」とコンテンツ拡大の意味とは
1971年 福井県生まれ。フリージャーナリスト。得意ジャンルは、パソコン・デジタルAV・家電、そしてネットワーク関連など「電気かデータが流れるもの全般」。主に、取材記事と個人向け解説記事を担当。朝日新聞、日本経済新聞、週刊東洋経済、週刊アスキー、AV Watchなどに寄稿する他、テレビ番組・雑誌などの監修も手がける。