新たな成長期に入った半導体産業最前線
〜エレクトロニクス/半導体市況の中長期展望と課題〜
インフォーマインテリジェンス合同会社
シニアコンサルティングディレクター
南川 明(みなみかわ あきら) 氏
世界経済のスローダウンからエレクトロニクス消費の調整が始まった。半導体需給の潮目が変わり始めたが、まだ不足感は続いている。
一方、米中摩擦の激化やロシア-ウクライナ問題、DX/GX投資継続やメタバースという新たなプラットフォームが生み出されようとしている。
しかし、半導体は設備投資額が急増して経済的視点からは限界が見え始めている。
22年後半と23年以降のエレクトロニクス産業と半導体消費動向の最新動向を紹介し、さらには長期的な半導体産業の起こりうる課題を検証してゆきます。
1.マクロ環境の変化
2.電子機器市場展望
3.半導体市場展望
4.半導体産業の長期的な課題
5.日本政府の半導体政策
1958年12月6日生。1982年3月 武蔵工業大学 電気工学科卒業 自動制御専攻。1982年4月-1990年5月 モトローラ(株)/HongKong Motorola Marketing specialist。1990年5月-1995年12月 ガートナー ジャパン(株) データクエスト 半導体産業分析部 シニアアナリスト。1996年1月-2000年5月 IDC Japan(株) ディレクター。2000年6月-2003年4月 WestLB証券会社 調査部 ディレクター&シニア・アナリスト。2003年4月-2004年2月 クレディーリヨネ証券会社 調査部 テクノロジーヘッド&シニア・アナリスト。2004年7月 (株)データガレージ設立。2006年12月 米アイサプライ社と合併。2010年11月 米IHSの傘下に入り、IHSグローバル(株)となる。2012年12月 IHSグローバル(株)に社名変更。2016年7月 IHSとMarkit統合でIHS Markitに社名変更。2019年8月 英Informaへ統合されOMDIAブランドで活動。
JEITAでは20年間に渡り、世界の電子機器と半導体中長期展望委員会の中心アナリストとして従事する。定期的に台湾主催の半導体シンポジウムで講演を行うなどアジアでの調査・コンサルティングを強化してきた。特許庁の自動車用特許の技術審査委員、半導体関連特許審査委員。NEDOの「FeRAM製造技術の開発」研究評価委員。【講演活動&執筆活動】JEITA、電子デバイス新聞、SEMI Japan、NEDIA、SEAJなどのセミナーで定期的に講師として講演を行っている。その他、メディアでも記事の執筆やTV出演などの広報活動も精力的に行う。