NTTが描くこれからの農林水産業
〜生産から食に至るフードバリューチェーン全体の最適化の事例と今後の展望〜
日本電信電話(株) 研究企画部門
食農プロデュース担当部長
久住 嘉和(くすみ よしかず) 氏
農林水産業は地域の基幹産業であり、人類の維持存続にはなくてならない産業です。一方で、国内的には長期にわたる就業人口の減少や高齢化、世界的には人口爆発や地球温暖化、新型コロナウイルス拡大や世界的なインフレーション等の様々な課題を抱えており、生産力を向上させながら、自然との共生を図ることも求められています。NTTグループは象徴的なパートナーとの連携により、生産、流通、販売、食に至るフードバリューチェーン全体の最適化に取り組んでいます。
本日は、その全体像、具体的な事例、将来の方向性等について紹介します。
1.農林水産業の動向等
2.NTTグループの全体像と各社の役割
3.具体的な取り組み事例(農業生産)
4.具体的な取り組み事例(流通〜販売・食)
5.将来の方向性
大学では原子力工学を専攻していたが、情報通信の可能性に魅せられて、NTTに入社。
1999年のNTT再編で、NTTコミュニケーションズへ転籍。主に設備計画、グローバル事業、M&Aに従事。
2014年NTTへ再び転籍。新規ビジネス立ち上げの一環として、食農分野のプロデュース活動を開始。
現在、NTT研究所やグループ会社、象徴的パートナーと共に、ICTと食農の融合による新たな価値創造の創出に挑戦中。