EV・車載バッテリーの
沖為工作室合同会社 Founder
沖本 真也(おきもと しんや) 氏
急変する世界情勢の中、自動車産業は大胆な変革に取り組もうとしています。電動化、5G/6G、Software-Defined、カーボンニュートラル、メタバースなど、これらのトピックに限らず、様々な要素、技術が自動車産業に流れ込んでいます。そして市場はこれらの技術を一つのシステムに統合しようとしています。こうした文脈において電動化はエネルギーマネジメントと必然的に深い関わりを持つようになります。一方、電動化が本格化するにつれて、資源価格高騰やレアメタル不足が大きなリスクとなってきています。
本セミナーはEV(電気自動車)や車載バッテリーの市場規模予測・分析をはじめ、技術トレンド、規制、主要プレイヤー動向、(車載バッテリー)リサイクル・リユース等を軸に置きながら、政治、社会が市場に与えるインパクト等の議論も交え、包括的な市場分析を行います。
1.世界のEV市場動向
(1)グローバルEV市場概観
(2)EV規制動向
(3)EV乗用車市場
(4)電動トラック・バス市場
(5)電動オフ・ハイウェイ車市場
(6)高騰するレアメタル価格
(7)地政学リスクとエネルギー価格
2.世界の車載バッテリー市場トレンド
(1)車載バッテリー技術
(2)バッテリーパック
(3)BMS(バッテリーマネジメントシステム)
(4)充電ステーション
(5)Battery as a Service
3.EVおよび車載バッテリーメーカー取り組みアップデート
(1)Tesla
(2)Volkswagen
(3)General Motors
(4)NIO
(5)CATL
(6)Northvolt
(7)SVOLT
(8)Toyota
4.車載バッテリー部材市場トレンド
(1)正極材
(2)負極材
(3)電解液
(4)セパレーター
5.車載バッテリーリサイクル、リユース動向
(1)米国における電動化計画とリサイクル
(2)欧州新電池規則アップデート
(3)中国における車載LiBリサイクル、リユースアップデート
(4)日本国内の取り組み
(5)リサイクル、リユーススキーム分析
(6)ボトルネック分析
6.市場規模分析
(1)EV市場
(2)車載バッテリー市場
(3)車載バッテリーリサイクル、リユース市場
7.まとめ
1998年桐蔭学園高等学校理数科卒業。大学で文学士(英米文学科専攻)を取得後、社会人として働きながら米国大学でMBA取得。2003年社会人として主に営業職として従事。製造業界において複数の企業で新製品の開発および上市業務を担当。プラスチック製品メーカーでは物流用プラスチックパレット「スキレッター」の開発から上市まで営業職として関わり、開発者の一人として特許登録。自動車業界では主にドイツ自動車メーカーに対し内装部品の加飾技術の提案を行う職務につき、水圧転写や本杢インモールド成型などの工業化に従事。市場調査業界では、主にトレンドフォース社、ケリーサイエンティフィックパブリケーション社等の海外調査会社やマイクロバイオーム、再生医療、EV、自動運転等の市場調査のマーケティングを手掛け、業界団体を巻き込んでマーケットの活性化に従事。
2020年に沖為工作室合同会社を設立。製造業界や市場調査業界で培ったネットワークを生かし、車載用バッテリー、自動運転、マイクロLED、5G、マイクロバイオームなどの先端技術の市場分析を提供。米国メディアにも注目の企業として取り上げられる。
https://finance.yahoo.com/news/navigating-global-marketplace-unprecedented-times-075008361.html