SSK 株式会社 新社会システム総合研究所

【新たな自動車ビジネスの主導権争い】

世界IT企業の自動車産業取り込み戦略

〜GAFA+MやSony等の「自動車+α」ビジネスの本格化〜

商品No.
O22111
開催日
2022年 3月25日(金)
価格
1名につき 33,100円(税込)
同一のお申込フォームよりお申込の場合、2人目以降 27,500円(税込)
備 考
収録時間 1時間42分 テキストデータ(PDFデータ)つき

※プレミアム会員様(招待券含)も通常の受講料が発生致します。

■セミナーオンデマンドについて
<1>収録動画をVimeoにて配信致します。
<2>動画の配信期間は公開日より2週間ですので、その間にご視聴ください。
   2週間、何度でもご都合の良い時間にご視聴可能です。
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3月25日(金)

世界IT企業の自動車産業取り込み戦略

株式会社フォーイン 企画調査部 シニアリサーチャー
李 強福(い がんぼく) 氏

世界の自動車産業はデジタル化が進んでいます。数年前に世界を震撼させた「CASE」の動きは、COVID-19等の影響でその勢いが多少トーンダウンしたものの、近年オンライン・オンデマンドサービスを軸にする消費者層の拡大とビジネス形態の変化を受けて再び注目されつつあります。中でも、コネクテッドや電動化、モビリティサービスといった分野を中心に新たな自動車ビジネスモデルの確立と活性化が鮮明になっております。こうした中で、世界IoTの主軸となるGAFA+M(Google/Apple/Facebook(現Meta)/Amazon+Microsoft)が、更なるビジネスの拡張と更なる利益創出等を求めて続々と自動車産業への参画を推し進めています。
IT企業はグローバル単位で展開中のクラウドやウェブサービス等の独自のIoTプラットフォームを媒体にしながら自動車ビジネスそのものを取り込もうとしています。その一例がAppleで、従来の家電やクラウドサービスといったビジネスからApple Carといった自動車そのものにビジネス領域を広げようとしており、自動車をめぐって既存自動車企業との競争が現実化しようとしています。さらに、Huawei、Baidu、Sonyなど様々なIT・家電企業が自動車産業へのチャレンジを明らかにしています。一方、既存自動車企業は環境対応・コスト低減・技術イノベーション等、様々な分野での革新が徹底して求められるなか、新たな競争者への対応も求められる状況におかれています。
本講演では、GAFA+M等IT企業の自動車産業の取り込み戦略と、これに対して既存自動車・部品産業がいかに対応するべきか、について詳報してまいります。

1.GAFA+Mで代表されるIT企業が自動車産業に参画する狙い
2.IT企業が目指す自動車産業の取り込みと方向性
3.IT企業が導く新自動車産業ビジネスモデル
4.主導する側と主導される側、そして今後の行方

李 強福(い がんぼく) 氏
1981年 韓国生まれ。2008年 名古屋大学大学院国際言語文化研究科博士前期課程修了(文学修士)。2010年 名古屋大学大学院国際言語文化研究科博士後期課程満期退学。2010年4月〜2016年8月 (株)フォーインアジア調査部アナリスト。2014年6月〜2014年10月 (株)フォーインアジア自動車産業調査月報副編集長。2014年11月〜2016年8月 (株)フォーインアジア自動車産業調査月報編集長。2016年9月〜現在 (株)フォーイン企画調査部シニアリサーチャー。 主な調査報告書(日本語のみ):インド自動車・部品産業2016(2016年2月)、現代自動車グループ2025年戦略(2017年1月)、Teslaの最新技術の内製開発と世界展開(2020年10月)、世界IT企業の新モビリティ事業戦略(2021年9月)ほか、マルチクライアント調査報告書など執筆。
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