外来再編のすすめ
〜外来診療の集約化とスタッフ配置の見直しで大きなコスト削減〜
株式会社メディカルクリエイト
代表取締役兼ディレクター
遠山 峰輝(とうやま みねき) 氏
病床数の削減、回復期など高齢化に対応した病床への移行など病床再編が進んでいる。一方で病院の外来患者数は、1996年ごろをピークに減少をし続けているにも関わらず、外来機能に関する大きな改革は必ずしも行われてこなかったのではないか。医師別コマ別外来患者数の大きなバラつき、非常勤医師への高額な報酬、看護師など外来支援スタッフの質と量の見直しなど外来における効率化の余地は大きい。コロナ禍、外来患者数の減少が加速しつつある中、今こそ、外来再編を考えるときである。改革/再編の鍵は「診療の集約化」と「スタッフ配置の見直し」である。本講演では外来診療における現状と効率化策に関して各種改善事例を交えながら紹介する。
1.病院を取り巻く外来環境の変化
2.外来診療の経営課題
(1)外来効率性の変化
(2)外来採算性の現状
(3)外来マネジメントの重要性
3.外来再編のポイント
(1)外来診療の集約化(非常勤医の削減他)
(2)スタッフ配置の見直し(人員削減と適材適所)
4.外来再編の進め方
(1)徹底した見える化
(2)ゼロベース思考
(3)トップのリーダーシップ
マッキンゼー&カンパニーを経て、2000年に病院及び医療関連企業のコンサルティングに特化した同社を創業。マッキンゼー時代には、東京、米国、韓国の各支社にて多種多様な産業や企業のコンサルティングに関わる。2021年3月、病院のコストダウンや物流の効率化に特化したDALI株式会社(旧株式会社ドゥーダ-他)と経営統合、持株会社として株式会社バリューネクストを創設、代表取締役に就任(兼務、現任)。また、2010年から2019年まではメディアスホールディング株式会社(東証一部上場)の社外取締役を兼務。
主な著書は「病院経営を科学する!」(日本医療企画:2003年6月) など。
早稲田大学大学院理工学研究科修士課程修了(物理学専攻)。