SSK 株式会社 新社会システム総合研究所

【シリコンバレー・AIセキュリティ最前線】

AIの脅威!新世代サイバー攻撃と防衛技術

〜AIへの攻撃とAIを使った攻撃が米国社会を脅かす、AIで防衛できるか、次の標的は日本〜

商品No.
O21396
開催日
2021年10月13日(水)
価格
1名につき 33,660円(税込)
同一のお申込フォームよりお申込の場合、2人目以降 27,500円(税込)
備 考
収録時間 2時間47分 テキストデータ(PDFデータ)つき

※プレミアム会員様(招待券含)も通常の受講料が発生致します。

■セミナーオンデマンドについて
<1>収録動画をVimeoにて配信致します。
<2>動画の配信期間は公開日より2週間ですので、その間にご視聴ください。
   2週間、何度でもご都合の良い時間にご視聴可能です。
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10月13日(水)

AIの脅威!新世代サイバー攻撃と防衛技術

米国 VentureClef社 代表/アナリスト
宮本 和明(みやもと かずあき) 氏

AIの脆弱性と危険性が顕著になった。知的能力を持つAIであるが、そのアルゴリズムは脆弱で、サイバー攻撃の標的となる。AIへのサイバー攻撃は「Adversarial ML Threat」と呼ばれ、被害が拡大している。その手口は多彩で、教育データを改ざんしたり、アルゴリズムを盗み取るなど、AIは無防備であることが明らかになった。攻撃の対象は、ソフトウェアだけでなく、自動運転車やロボットなどに及び、社会生活が危険にさらされる。
同時に、高度なAIを悪用した攻撃が広がり米国社会が不安定になっている。人間の言語能力に匹敵するAIが開発され、人間と同レベルのフェイクニュースが大量に生成されている。これは「Disinformation Explosion」と呼ばれFacebookなどを介して拡散している。更に、本人と見分けのつかないビデオや音声が生成され、AI世代の「振り込め詐欺」として被害が広がっている。各国でAI開発が加速する中、攻撃対象も広がり、次のターゲットは日本とも言われる。
サイバー攻撃を防衛するAIの開発が進んでいるが、防御技術は未熟で、その効果は限定的である。このため、米国はサイバー攻撃を国家安全保障の危機と捉え、IT大手と共同で技術開発を急いでいる。
このセミナーはビデオや音声などマルチメディアを用い、最新技術を分かりやすくビジュアルに解説する。

<1>AIへの攻撃:ソフトウェア
1.AIへの攻撃手法と分類
2.アルゴリズム教育プロセスへの攻撃
3.アルゴリズム実行プロセスへの攻撃
4.AIシステムを防御する技術

<2>AIへの攻撃:ハードウェア
5.自動運転車への攻撃
6.ロボットへの攻撃
7.顔認識AIカメラへの攻撃

<3>AIを使った攻撃ほか
8.大規模言語モデルを悪用した攻撃
9.シンセティックメディアを悪用した攻撃
10.ケーススタディ:AIが社員を解雇することは許されるか
11.ランサムウェアによる大規模な攻撃

<4>AIでサイバー攻撃を防御
12.Facebookの偽情報検知技術
13.スパムフィルター
14.フィッシングメール検知技術
15.米国政府のサイバー攻撃防衛戦略

宮本 和明(みやもと かずあき) 氏
広島県出身。大阪大学基礎工学部卒業。1980年 富士通に入社。1985年 富士通関連会社Amdahl Corp.(カリフォルニア州サニーベール)に出向し、アメリカでスーパーコンピュータ事業の立ち上げに従事。 
2003年3月 富士通を退社し、リサーチ会社VentureClef (カリフォルニア州マウンテンビュー) を設立。アナリストとしてコンピュータ技術の最新動向を追う。シリコンバレーのベンチャー企業にフォーカスし、時代を変える技術の発掘と解析を行う。25年に及ぶアメリカでのキャリアを背景に技術トレンドをレポート。
【著書等】『機械学習・人工知能 業務活用の手引き(共著)』(情報機構)2017。『人工知能アプリケーション総覧(共著)』(日経BP社)2015。最新技術をブログ「Emerging Technology Review」で発信。 日経新聞に寄稿「宮本和明のシリコンバレー最先端技術報告」
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/COLUMN/20130326/466162/ 
日経新聞に寄稿「未来の技術の実験場-シリコンバレー最先端を追う」
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/COLUMN/20140603/561130/
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