〜急性期リハから自費リハまで今のリハビリテーションの姿を概観〜
コロナ禍におけるリハビリ医療経営の実際と戦略
GUTS株式会社 代表取締役
清水 仁(しみず じん) 氏
全世界で猛威を奮っている新型コロナウイルス(COVID-19)の感染拡大がヘルスケア業界(病院・診療所・介護施設)にどのような影響を与えているのか概観いたします。そのうえで、リハビリテーション分野での影響を考察しながら各ステージでのリハビリテーションの現状分析を行います。
また、様々なところで議論になっている自費リハについての検討や、介護分野で話題となっている「科学的介護情報システム(LIFE)」についても事例紹介や現場の声をインタビューする形でその実際をお話させていただきます。
1.コロナ禍のヘルスケア業界のマーケティング
2.コロナ禍のリハビリテーション業界のマーケティング
3.急性期リハ・回復期リハ・在宅期リハ・自費リハの現状分析
4.事例紹介(急性期総合病院:リハビリテーション科の活動報告)
GUTS株式会社
顧問/リハビリテーション専門医
吉田 直樹(よしだ なおき) 氏
医療専門職を含む多様な職種を有する病院組織において、最大の使命である「良質な医療を提供する」ことを実現するためには、医学的知識だけでなく、現実を見据えた運営・経営的視点が必要となります。
リハビリテーション医療は、緊密な多職種連携を必要とする取り組みが多く、様々な部署や人が関わるため、計画が進みにくいこともしばしばあります。病院運営方針を基に、どのように職員が前向きに考えて行動できるか、その結果としてどのような医療を提供できるかをテーマにお話をさせていただきます。また、実際一緒に取り組んできた方々からの意見や感想もご紹介させていただきます。
1.リハビリテーション医学の重要性
2.リハビリテーション医療の現実と課題
3.コロナ禍について
4.事例紹介・現場の声
2005年 社会学修士(社会心理学)。東京都内の医療法人に入職し、同法人本部で購買業務および各種契約業務を担当。
2009年から病院経営コンサルタントに転身。そして2017年4月にGUTS株式会社を設立し、代表取締役に就任。
社会心理学や行動経済学を病院経営に応用することでモチベーションアップと組織改革を両立させるコンサルティングスキームを提唱している。
【執筆】Web医療タイムス(『心理学で読み解く病院経営』連載中)、m3.com(『駆け引きの病院経営心理学』)ほか多数
2002年 兵庫医科大学卒業。GUTS株式会社顧問、専門:リハビリ医療経営
リハビリテーション科医として、急性期病院や回復期病院・病棟で勤務。
日本リハビリテーション医学会 指導医・専門医、日本プライマリ・ケア連合学会 認定医、認定登録医業経営コンサルタント。