加速する「GIGAスクール構想」の推進と
文部科学省 初等中等教育局 初等中等教育企画課
(併)学びの先端技術活用推進室 専門官
佐藤 有正(さとう ありまさ) 氏
これからの時代に生きる子供たちにとって、ICTは「マストアイテム」ですが、我が国の学校ICT環境は脆弱であり、危機的な状況でした。
文部科学省では、令和元年12月、子供たち「1人1台端末」と通信ネットワークを一体的に整備する「GIGAスクール構想」を打ち出し、現在、感染症対策と子供たちの健やかな学びの保障の両立を図る観点から、ハード・ソフト・人材を一体とした取組を加速しています。
今回は、GIGAスクール構想の推進による学びの充実に向けた文部科学省の取組について、御紹介します。
1.急激に変化する時代の中で育むべき資質・能力
2.「令和の日本型学校教育」で目指す学びの姿
3.「GIGAスクール構想」の背景・全体像
4.「1人1台端末」がもたらす学び
5.デジタル教科書の普及促進
6.教育データの利活用
平成17年4月、文部科学省入省。
高校教育改革、キャリア教育、職業教育、全国学力・学習状況調査などを担当。
平成27年7月、秋田県教育委員会へ出向。
義務教育課長、高校教育課長などとして勤務。
平成30年4月、文部科学省情報教育課。
学校のICT化などを担当。
平成31年7月より現職。
GIGAスクール構想、先端技術・教育データ利活用などを担当。