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COVID-19に対応する医療者に対するメンタルサポート
東京医科歯科大学大学院 医歯学総合研究科
精神行動医科学 主任教授
高橋 英彦(たかはし ひでひこ) 氏
コロナ禍では、医療者は、医療現場での勤務の負担のみにとどまらず、社会における感染の恐怖や偏見などによってもたらされる二次的な社会的ストレスを受けやすい。安定した医療体制の提供のためには、医療者のメンタルヘルスと意欲の維持は喫緊の課題である。包括的に東京医科歯科大学に勤務する職員のメンタルサポートをする一環で、医療従事者のメンタルヘルスや勤労意欲に影響を与える要因を評価できるようなツールも開発した。包括的な活動の一部を紹介する。
1.東京医科歯科大学の新型コロナウイルス感染症対策
2.医療者、職員へのメンタルサポート(mPCR)
3.安定して仕事をするために医療者支援のポイント
4.パンデミック時の医療者のストレス評価尺度
1997年 東京医科歯科大学医学部医学科卒。2005年 東京医科歯科大学 医学博士。
【職歴】
1997年 東京医科歯科大学医学部附属病院
1998年 東芝林間病院 精神神経科
1999年 浅井病院 精神科
2005年 University of Melbourne, Visiting Fellow
同年 放射線医学総合研究所 博士研究員
2006年 放射線医学総合研究所 分子イメージング研究センター 主任研究員
2008年 科学技術振興機構 さきがけ研究員(兼任)
同年 California Institute of Technology, Visiting Associate
2010年 京都大学大学院医学研究科 精神医学教室 講師
2011年 同 准教授
2019年より現職
【受賞歴】
2019年 日本アルコール・アディクション医学会 柳田知司賞
2013年 日本学術振興会賞
2012年 日本神経科学会奨励賞
2010年 文部科学大臣表彰 若手科学者賞
同年 日本生物学的精神医学会学術賞
2009年 ベルツ賞一等賞(共同受賞)
2008年 東京医科歯科大学 お茶の水医科同窓会研究奨励賞など