SDGs時代の新開発・事業拡大のヒント【基礎編】
〜コロナ情勢下を生き抜く課題探索の視点〜
株式会社インクルーシブデザイン・ソリューションズ 代表取締役社長
インクルーシブデザインコンサルタント
名古屋商科大学経営学部BBA非常勤講師
日経BP社課長塾研修講師
井坂 智博(いさか ともひろ) 氏
SDGsは社会貢献だけではない。大手企業だけでなく、中小企業も含めた重要な経営指標である。SDGsを戦略に取り込めない企業は今後淘汰されていくだろう。現在から未来に向けた制約を包含したビジネス構築が必須となっていく。GAFA+Mの5社の時価総額が東証一部2,169社を超えたのはSDGsを主とした企業価値創造の賜物である。売上利益という経営基準から持続的な社会価値という経営判断へシフトする時代がやってきたのである。
1.SDGs時代の国内外の7つの事業環境について
2.環境制約を包含した事業開発とは
3.SDGs×ビジネス構想 〜CSRやCSVの延長になっていませんか?〜
4.SDGs時代の次世代リーダースキルとは
5.SDGs時代のイノベーション思考方法「インクルーシブデザイン思考」とは
6.17の制約と極端ユーザーマーケティングのポイント 〜国内事例紹介〜
7.GAFA+M SDGs時代の事業開発事例の紹介
8.SDGs時代の組織運営と両軸の経営とは
延べ12年間リクルートグループに在籍。求人広告の営業、新規事業開発、営業業務の標準化や組織コンサルを経て独立。1997年(株)くらしネットを設立、日本発のWebマーケティング事業を手掛ける。マーケッターの会員数は65,000人と当時国内最大。2000年NPO法人国連支援交流協会国際社会教育支援支部長に就任。国際的な人材育成の観点や災害時の復興ボランティアなどの組織を運営。2004年からディップ(株)の執行役員営業企画本部長として4年間活動。入社当時、170名40億円規模の事業を4年で従業員800名売上100億円規模まで拡大。2012年から現職。名古屋商科大学大学院ビジネススクールBusiness Innovation Program「Design Thinking for Innovation」講師を経て、名古屋商科大学経営学部「サービス経営」「ビジネス基礎1」「ビジネス基礎2」講師、日経BP社課長塾講師「エンジニア版」「THE革新 視点拡大デザイン思考」「次世代リーダーのための総発デザイン思考」「女性マネジャーのための課長塾」などを担当。研修・セミナー講師・イノベーションコンサルタント・地方創生コンサルタントなどを務める。