SSK 株式会社 新社会システム総合研究所

<協力:一般財団法人医療経済研究・社会保険福祉協会医療経済研究機構
    一般財団法人長寿社会開発センター国際長寿センター>

先進各国ケアの最新潮流「リエイブルメント」と「総合事業短期集中予防サービス」の可能性

〜 してあげる介護からもとの生活をとりもどす支援へ 〜

商品No.
O20444
開催日
2020年12月16日(水)
価格
1名につき 5,500円
備 考
■オンラインセミナーについて
<1>収録動画を配信致します。
<2>動画の公開期間は、お申込みより2週間となります。
※プレミアム会員様(招待券含)も通常の受講料が発生致します。
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開催趣旨
先進各国においてはイギリスを中心にして、専門職による従来型のケアではなく高齢者自身によって高齢者が地域の中での生活をとりもどす「リエイブルメント・サービス」への注目が高まっている。リエイブルメントは、先進各国の高齢者支援における「本人のセルフマネジメント能力の回復「本人中心」「地域資源活用」という世界共通の大きなトレンドの中にあり、我が国における総合事業の中の短期集中予防サービスに近いものである。
本セミナーにおいては、リエイブルメントの先進各国における展開を紹介し、さらに日本における短期集中予防サービスの実施事例や今後の展開について情報を提供する。

12月16日(水)

先進各国ケアの最新潮流「リエイブルメント」と「総合事業短期集中予防サービス」の可能性

株式会社TRAPE 代表取締役社長兼CEO
大阪大学医学系研究科保健専攻招聘教員
鎌田 大啓(かまた ともひろ) 氏

東京家政大学 人文学部 准教授
松岡 洋子(まつおか ようこ) 氏

(一財)医療経済研究・社会保険福祉協会 医療経済研究機構 研究部主席研究員兼研究総務部次長
さわやか福祉財団エグゼクティブアドバイザー
服部 真治(はっとり しんじ) 氏

国際長寿センター・室長(元防府市高齢福祉課主幹)
中村 一朗(なかむら いちろう) 氏

山口県立総合医療センター・作業療法士
原 直利(はら なおとし) 氏

老人保健施設はくあい・理学療法士
岡﨑 浩之(おかざき ひろゆき) 氏

<第1部>講演 各30分 【13:00〜14:30】

Ⅰ.リエイブルメントの理念から日本における実践まで
  株式会社TRAPE代表取締役社長兼CEO
  大阪大学医学系研究科保健専攻招聘教員 鎌田 大啓 氏

Ⅱ.デンマークにおけるリエイブルメント
  東京家政大学 人文学部 教育福祉学科 准教授 松岡 洋子 氏

Ⅲ.リエイブルメントと日本の介護保険、総合事業
  (一財)医療経済研究・社会保険福祉協会 医療経済研究機構 研究部主席研究員兼研究総務部次長
  さわやか福祉財団エグゼクティブアドバイザー 服部 真治 氏

<第2部>パネルディスカッション 【14:45〜17:00】

パネラー:
株式会社TRAPE代表取締役社長兼CEO・大阪大学医学系研究科保健専攻招聘教員 鎌田 大啓 氏
東京家政大学 人文学部 教育福祉学科 准教授 松岡 洋子 氏
国際長寿センター・室長(元防府市高齢福祉課主幹) 中村 一朗 氏
山口県立総合医療センター・作業療法士 原 直利 氏
老人保健施設はくあい・理学療法士 岡﨑 浩之 氏
                                            
モデレータ:
(一財)医療経済研究・社会保険福祉協会 医療経済研究機構 研究部主席研究員兼研究総務部次長
さわやか福祉財団エグゼクティブアドバイザー 服部 真治 氏

鎌田 大啓(かまた ともひろ) 氏
作業療法免許取得後、病院勤務を経て、地域医療を展開している医療法人の介護部門をまとめセンターを設立。センター長として、介護保険の原点である「自立支援」を軸とした介護サービス(訪問看護・リハビリ、通所リハビリ、ケアプランセンター)を展開。同時に、吹田市介護保険事業者連絡会会長としても多くの介護事業者、行政、住民と交わり地域づくりに取り組む。この中でステークホルダーがそれぞれ感じている課題をそのままにしている業界の課題を痛感。それぞれの強みを見出し新たなに強み同士をつなぎ合わせる(コネクトする)デザインの必要性を感じ2015年に株式会社TRAPEを設立。
TRAPEは、日々の何気ない日常の中で「ひと」と「ひと」が繋がり、様々なコミュニティが生み出され、その中で「ひと」が自分にとって意味のある役割をもち続けられる状態こそが、「ひと」にとってのwell-beingであるという事を最も大切にしている。こんな世界(1人の「ひと」が自分にとって最高の社会的役割を持ち続けられているwell-beingに溢れた地域コミュニティ)をつくるために背景の異なる様々メンバーと多くのプロトタイプを生み出し、Try&Errorを重ねて常にアップデートを行っている。
松岡 洋子(まつおか ようこ) 氏
1997年デンマークに暮らしたことをきっかけに、高齢者福祉の研究を住まい・ケア・地域の視点から始める。『エイジング・イン・プレイス』をテーマに、調査対象をオランダ、イギリスへと広げる。近年は、国際長寿センターの調査を通じて知る欧州諸国の新しい展開に着目している。著書は「老人ホームを超えて」(2001、クリエイツかもがわ)、「デンマークの高齢者福祉と地域居住」(2005、新評論)、「エイジング・イン・プレイスと高齢者住宅」(2011、新評論)など。社会福祉士、博士(社会福祉学)。東京家政大学准教授。
服部 真治(はっとり しんじ) 氏
1996年東京都八王子市入庁。2005年健康福祉部介護サービス課。
その後、介護保険課主査、財政課主査、高齢者支援課課長補佐、高齢者いきいき課課長補佐を経て、2014年厚生労働省老健局総務課・介護保険計画課・振興課併任課長補佐。2016年医療経済研究機構入職。
中村 一朗(なかむら いちろう) 氏
1991年大学卒業後、地方銀行、ホテルマンを経て、2002年防府市役所入所。
介護保険室、山口県後期高齢者医療広域連合給付係長、建築課市営住宅担当補佐等を経て、2016年から高齢福祉課主幹(政策担当)。
2018年幸せます健康くらぶ事業により厚生労働省「第7回健康寿命のばそう!アワード」受賞。
2018年度厚労省老健事業「介護予防・日常生活支援総合事業及び生活支援体制整備事業の効果的な推進方法に関する研究事業」委員他、2020年から現職。
原 直利(はら なおとし) 氏
2006年徳山医師会病院(山口県周南市)に作業療法士として勤務。2016年より山口県立総合医療センター(山口県防府市)に転職。
2019年より防府市役所高齢福祉課で兼務。また、2019年より防府市リハビリテーション専門職協議会の理事として事務局を担当している。
岡﨑 浩之(おかざき ひろゆき) 氏
2004年 川崎リハビリテーション学院 卒業 理学療法士免許取得
2004年〜 山口リハビリテーション病院
2007年〜 老人保健施設はくあい リハビリテーション科
2019年〜 短期集中予防型サービスモデル事業に従事 現在に至る。
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