次期介護報酬改定を見据えた病院・介護施設のリハビリ機能強化による経営戦略
株式会社メディックプランニング 代表取締役
[経営コンサルタント/作業療法士/経営学修士(MBA)]
三好 貴之(みよし たかゆき) 氏
2018年度介護報酬改定では、「自立支援」「科学的介護」が打ち出され、次期改定ではさらに推進されることが決定しています。特に利用者のADL維持向上はすべての病院、介護施設で重要な取り組みとなりそのためにはリハビリ機能の強化は必須です。また、地域によっては、過剰共有で競争激化の環境下でどのように利用者を確保し、収益を上げていくのか、さらに、難しいリハビリ職の教育対策についても解説してまいります。
1.診療・営業圏内におけるマーケティングとリハビリ機能強化のポイント
2.2021年度介護報酬改定の方向性(老健、通所リハ、通所介護、訪問リハ)
3.医療-介護連携がカギ、病棟から在宅へのシームレスなリハビリ提供体制を構築
4.リハビリを強化し、稼働率と収益を上げるための業務改善
5.リハビリ職の人事、教育制度の充実化、採用→教育→収益化のモデルづくり
1997年 岡山健康医療技術専門学校卒/2003年 佛教大学卒/2007年 日本福祉大学卒/2018年 岡山大学大学院卒(経営学修士/MBA)
<職歴>1997年 医療法人社団五聖会児島聖康病院リハビリテーション科/2001年 学校法人本山学園岡山医療技術専門学校専任教員/2007年 メディックプランニング設立代表就任/2013年 株式会社メディックプランニング代表取締役/2018年 一般社団法人メディケアマネジメント協会代表理事就任
株式会社楓の風 リハビリテーション颯 スーパーバイザー
<著書>「マンガでわかる介護リーダーのしごと(単著:中央法規出版、2014年)」、「リハビリ部門管理者のための実践 テキスト(編著:ロギカ書房、2018年)」、「医療・介護職のための新しいキャリア・デザイン戦略(共著:ロギカ書房、2019年)」、「看護管理者を変えた7つの手紙-ストーリーで学ぶリーダーシップ(単著:中央法規出版、2020年)」
専門は、病院・介護施設におけるリハビリテーション機能強化による経営戦略立案で、「人と業績を同時に伸ばす」を モットーに全国多数の病院・介護施設のコンサルティングを実践中。現場の管理者・スタッフとともに業務改善・人材育成を行うことで業績アップに導いている。特に近年は、リハビリテーション機能を強化したなかでの地域包括ケアモデルを提唱し、年間2,000名を超える医師・看護師・リハビリ職・介護職など病院・介護施設の管理者に対する指導とアドバイスを行っている。また、2018年4月より一般社団法人メディケアマネジメント協会代表理事に就任。リハビリセラピストのリーダーシップやマネジメント等の管理者教育に力を注いでいる。