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医療・介護戦略特別セミナー

No.S19430

院内フォーミュラリーの導入・運用最前線

~国内外の最新動向から各種フォーミュラリーの今後~

開催日時 2019年12月16日(月) 午後1時30分~午後6時30分
会場 TKP東京駅日本橋カンファレンスセンター
東京都中央区八重洲1-2-16
受講料 1名につき 33,990円(税込)
同一のお申込フォームよりお申込の場合、2人目以降 27,500円(税込)
備考
お問合せ電話番号:03-5532-8850
申込みフォーム

重点講義内容

Ⅰ. 医療費抑制策とフォーミュラリーが目指すべきもの

昭和大学 統括薬剤部長・昭和大学病院 薬剤部長・薬学部教授 薬学博士

佐々木 忠徳(ささき ただのり) 氏

【13:30~14:40】

フォーミュラリーは古くは医薬品集と訳され、院内採用薬として理解されてきた。昨今これが注目されるようになったが、演者はこれに取り組み10年を越えようとしている。最近では院内・院外フォーミュラリーと区別され米国の解釈とは異なって使用されるようになった。医療費の抑制策としてフォーミュラリーの日本が目指すべきもの、どのように寄与するのか改めて論じたい。

1.国民医療費
2.標準治療
3.医療の質・安全
4.有効性と安全性
5.経済性
Ⅱ. 院内フォーミュラリーの導入事例と今後の展開

横浜市立大学附属病院 薬剤部 副薬剤部長

小池 博文(こいけ ひろふみ) 氏

【14:50~16:00】

横浜市立大学附属病院では、2018年4月より院内フォーミュラリーの運用を開始し2019年10月末時点で14薬効群を運用している。本日はフォーミュラリー導入の考え方や導入事例、導入効果について報告する。あわせて、地域フォーミュラリーへの拡大へ向けて当院が取り組んでいる手法についても紹介したい。

1.院内フォーミュラリー導入背景と作成プロセス
2.院内フォーミュラリーの事例紹介と導入効果
3.地域フォーミュラリーの推進に向けて
Ⅲ. 院内フォーミュラリーの作成と実践

東京女子医科大学病院 薬剤部長

木村 利美(きむら としみ) 氏

【16:05~17:15】

フォーミュラリーは標準治療の推進による医療安全と医療経済を改善する方策として、国策として進めなければならない重要な事業課題である。フォーミュラリーの推進と言うと、医師にはまだまだ浸透していないかもしれないが、フォーミュラリーは経済性を考慮した標準治療の推進でもある。そういった意味では、診療ガイドラインの活用は、今や標準的に行われている医療であり、大学病院においても例外なく受け入れられるべき戦略であろう。また、新規高額薬剤の適正使用も考えなければならない。大学病院の機能として地域連携フォーミュラリーを進めることも重要であり、海外の状況も鑑み、大学病院が実施する今後のフォーミュラリーの展開について述べる。

1.大学病院におけるフォーミュラリーの運用事例
  ・組織・運用フロー
  ・作成プロセスと実施
  ・経済効果
  ・課題
2.海外の運用 -米国・英国-
3.地域連携フォーミュラリーにおける大学病院の役割
4.抗がん剤その他、高額薬剤の検討
Ⅳ. フォーミュラリーをめぐる動向と今後の展開

国際医療福祉大学大学院 教授

武藤 正樹(むとう まさき) 氏

【17:30~18:30】

フォーミュラリーの機運がこのところ高まっている。フォーミュラリーについては、2015年4月、財務省の財政制度等審議会財政制度分科会で、「高額な降圧剤ARBが国内医薬品売上の上位を占めること」を例に「生活習慣病治療薬等について処方ルールを設定すべき」との案が示された。そして2018年診療報酬改定の中医協の中では、生活習慣病治療薬等の処方のルール化の一環としてフォーミュラリーが議論された。
現在、フォーミュラーには①病院(院内)フォーミュラリー(聖マリアンナ医大、浜松医科大学、昭和大学病院、東京女子医大など)と、②地域フォーミュラリー(地域医療連携推進法人日本海ヘルスケアネットなど)がある。また保険者フォーミュラリー、薬剤師会フォーミュラリーなどの可能性についても議論がなされている。
講演ではこうした各種フォーミュラリーをめぐる最近の動向と今後の展開について見ていこう。

1.院内フォーミュラリーと地域フォーミュラリー
2.フォーミュラリーの作成とその運用について
3.米国におけるフォーミュラリー
4.フォーミュラリーとジェネリック医薬品

講師プロフィール

佐々木 忠徳(ささき ただのり) 氏
1979年 東京薬科大学薬学部薬学科卒業
同年 昭和大学藤が丘病院薬局入局
2002年 同助教授(現准教授)
2003年 亀田総合病院薬剤部長
2015年 昭和大学統括薬剤部長、薬学部教授、昭和大学病院薬剤部長
小池 博文(こいけ ひろふみ) 氏
1995年 東京理科大学薬学部製薬学科卒業
同年 横浜市役所入庁(横浜市立市民病院薬剤部勤務)
1998年 横浜市立脳血管医療センター開設準備室
2003年 横浜市衛生局地域医療課
2004年 横浜市立大学附属病院医療安全管理室担当係長 専任リスクマネジャー(GRM)
2017年 同副薬剤部長 現在に至る
【所属学会等】
日本ジェネリック医薬品・バイオシミラー学会 評議員/公益社団法人神奈川県病院薬剤師会 副会長/一般社団法人横浜市薬剤師会 理事/日本病院薬剤師会代議員/神奈川県後発医薬品使用促進協議会 委員等
【著書等】
フォーミュラリーマネジメント -院内フォーミュラリーから地域フォーミュラリーへ-(2019年8月 薬事日報社)/ジェネリック医薬品の評価と選択(2014年7月 じほう)/薬剤学実験法必携マニュアル(2014年4月 南江堂)/初収載ジェネリックガイド(じほう)年2回連載
木村 利美(きむら としみ) 氏
1986年 東京薬科大学薬学部卒業
同年 北里大学病院 薬剤部入局
1993年 University of Michigan Hospitals
2000年 医学博士
2006年 東京女子医科大学病院 薬剤部 副部長
2009年 フィラデルフィア小児病院CP部 客員教授
2010年 東京女子医科大学病院 薬剤部 部長
日本臨床薬理学会指導薬剤師/日本医療薬学会指導薬剤師/日本医療薬学会代議員/日本化学療法学会評議員/日本TDM学会評議員/SCBR Advisory Committee memb.
武藤 正樹(むとう まさき) 氏
1974年 新潟大学医学部卒業
1978年 新潟大学大学院医科研究科修了後、国立横浜病院にて外科医師として勤務。同病院在籍中、1986年~1988年までニューヨーク州立大学家庭医療学科に留学
1988年 厚生省関東信越地方医務局指導課長
1990年 国立療養所村松病院副院長
1994年 国立医療・病院管理研究所医療政策研究部長
1995年 国立長野病院副院長
2006年より国際医療福祉大学三田病院副院長・国際医療福祉総合研究所長・同大学大学院教授
2007年より(株)医療福祉経営審査機構CEO
2012年6月より現職。
【政府委員】
医療計画見直し等検討会座長(厚生労働省2010年~2011年)/入院医療等の調査評価分科会会長(中医協2012年~)/「療養病床の在り方検討会」構成員(厚生労働省2016年)

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