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原財団特別セミナー

No.S19051

SIP「エネルギーキャリア」の5年間の成果とCO2フリーアンモニアによる水素エネルギーサプライチェーンの構築

開催日時 2019年 2月 1日(金) 午後1時~午後4時35分
会場 紀尾井フォーラム
東京都千代田区紀尾井町4-1 ニューオータニガーデンコート1F
受講料 1名につき 27,000円(税込)
備考 ※地方自治体職員の方は、1名につき 5,000円(税込)
お問合せ電話番号:03-5532-8850
申込みフォーム

重点講義内容

Ⅰ. SIP「エネルギーキャリア」の成果

内閣府 大臣官房審議官(科学技術・イノベーション担当)

黒田 亮(くろだ りょう) 氏

【13:00~14:00】

内閣府では、「戦略的イノベーション創造プログラム(SIP)」(2014~2018年度)のテーマの一つとして、「エネルギーキャリア」のテーマ名で水素社会に向けた技術開発に取り組んでいる。効率的に大量の水素を輸送・貯蔵するためのエネルギーキャリアとして、液化水素、有機ハイドライドのメチルシクロヘキサン、アンモニアの3つを対象として、水素製造、脱水素、利用等に関する技術開発を実施している。
本講演では、特にこの5年間で顕著な成果がでたアンモニア関連技術の成果等について紹介する。

1.水素社会の実現に向けた政策
2.戦略的イノベーション創造プログラム(SIP)
3.SIP第1期「エネルギーキャリア」の成果
4.今後の展開
5.質疑応答/名刺交換
Ⅱ. CO2フリー燃料、水素エネルギーキャリアとしてのアンモニアの特長

内閣府 戦略的イノベーション創造プログラム(SIP)
「エネルギーキャリア」 サブプログラム・ディレクター
住友化学(株) 主幹

塩沢 文朗(しおざわ ぶんろう) 氏

【14:05~15:05】

SIP「エネルギーキャリア」の成果により明らかとなったCO2フリー燃料、水素エネルギーキャリアとしてのアンモニアの特長と経済性に係る考察、並びに社会実装のために今後取り組むべき課題、その解決に向けて想定されているタイムライン及び官民における取り組みの状況を報告する。

1.CO2フリー燃料、水素エネルギーキャリアとしてのアンモニアの特長
2.CO2フリーアンモニアのサプライチェーン
3.アンモニアの経済性
4.CO2フリーエネルギーとしてのアンモニアの社会実装に向けた今後の課題
5.質疑応答/名刺交換
Ⅲ. CCS/EORを軸としたCO2フリーのアンモニアのサプライチェーン

(一財)日本エネルギー経済研究所  
計量分析ユニット 担任補佐 (石油エコノミスト)

平井 晴己(ひらい はるみ) 氏

【15:10~16:10】

IEEJのこれまでの研究を簡単に紹介すると、2050年における我が国のCO2排出量は2013年に比較して80%の削減の目標を達成するには、総排出量の約半分を占める電源部門で、ほぼゼロエミッションの達成が必要という試算結果が得られている。これを実現するための1つの方策として、IEEJはCO2フリーのアンモニアの導入が大きな鍵を握ると考えている。では、一体、どこで製造し、どのようにして運び、国内の発電所のどこにどれだけ消費されるのか?サプライチェーン形成に向けた、具体的な動きは、まず、石炭火力へのアンモニア混焼から始まっているが、本講演では、その背景を明らかにし、石炭への混焼に至る道のりを整理してみた。

1.2050年における電源部門ゼロエミッション化に向けたシナリオ
2.エネルギーとしてのアンモニア市場(期待とその可能性)
3.CCS/EORを利用したカーボンフリーのアンモニア製造の競争力について
4.エネルギーとしてのアンモニア利用はどこから始まるか(序論)
 -注目を浴びる石炭火力でのアンモニア混焼-
5.質疑応答/名刺交換
Ⅳ. グリーンアンモニア・コンソーシアムについて
【16:15~16:35】

CO2フリーアンモニアの社会実装に向けた民間の推進母体として2019年4月に設立が予定されているグリーンアンモニア・コンソーシアムの活動予定内容、会員企業募集内容についてご紹介する。

講師プロフィール

黒田 亮(くろだ りょう) 氏
1986年4月 キヤノン株式会社入社、2004年2月 同 先端技術研究本部フォトニクス研究部部長、2015年10月 同 R&D本部オプティクス技術開発センター副所長、2016年7月 同 イメージコミュニケーション事業本部光学技術統括開発センター副所長、2017年6月 内閣府大臣官房審議官(科学技術・イノベーション担当)。
塩沢 文朗(しおざわ ぶんろう) 氏
1975年 横浜国立大学工学部化学工学科卒業。1977年 横浜国立大学大学院工学研究科化学工学専攻 修了(工学修士)。1984年 Stanford大学大学院コミュニケーション学科修了(M.A.)。1977年 通商産業省入省。1993~96年 化学兵器禁止機構(OPCW) 準備委員会 暫定技術事務局出向(オランダ、ハーグ)。1996~99年 基礎産業局 化学品安全課長(→化学物質管理課長(機構改革による))。1999~01年 通商政策局 経済協力部 技術協力課長。2001~03年 大臣官房 参事官(技術担当)。2003~04年 経済産業省 大臣官房審議官(産業技術担当)。2004~06年 内閣府 大臣官房審議官(科学技術政策担当)。2006年 退官。2006~08年 (財)日本規格協会 理事。2008年 住友化学(株)入社、主幹 (現在に至る)。2014年7月~ 内閣府 戦略的イノベーション創造プログラム(SIP) 「エネルギーキャリア」サブプログラム・ディレクター。
平井 晴己(ひらい はるみ) 氏
東京大学工学部反応化学科卒(石炭液化・重質油のアップグレーディング)。1982年 共同石油入社。1992年 在イラン日本大使館書記官(経済・石油担当)。1994年 ジャパンエナジー需給部。2005年 日本エネルギー経済研究所、現在に至る。【研究分野】石油精製・石油化学、重質油アップグレーディング・石炭液化、自動車燃料の品質・製造
省エネルギー・新エネルギーの調査、エネルギー供給最適化モデル等による分析他。【主な研究実績】将来エネルギー利用を想定したアンモニア市場価格調査(2016年度、委託研究)。再生可能エネルギー貯蔵・輸送技術開発 トータル導入シナリオ研究「水素の許容コスト」(2013年度~2016年度、産業技術総合研究所委託研究)。3.11以降の日本の石油精製業概観 -ガソリンのオクタン価と需給バランスについて(2012年)。インドネシアにおける省エネルギーの現状と今後の課題 (2010年)。自動車用燃料としての電気エネルギーの現状と今後の動向について(2009年)。自動車用燃料としての水素の現状と今後の動向について(2009年)。アジアを中心とした世界の石油製品及原油需給に関する分析 (2008年)。日本におけるバイオディーゼルの導入について(2008年)。合成燃料の現状と今後の動向について (2008年)。日本へのエタノール導入とその課題(2007年)。

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