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ICT戦略特別セミナー

No.S18091

脳科学のビジネス、組織へのインパクト

~マーケティングから経営まで、個・無意識を知り適切な打ち手をとる~

開催日時 2018年 3月22日(木) 午後1時~午後4時45分
会場 SSK セミナールーム
東京都港区西新橋2-6-2 友泉西新橋ビル4F
受講料 1名につき 32,400円(税込)
同一のお申込フォームよりお申込の場合、2人目以降 27,000円(税込)
備考
お問合せ電話番号:03-5532-8850
申込みフォーム

開催趣旨

脳科学の進展は、脳情報表現を科学的・定量的に理解することで「個」を知る「無意識」を知ることを可能にしてきています。これらは、「人間を知って適切な打ち手をとる」ビジネスシーンにおいて非常にインパクトを持ちうるものです。その範囲はマーケティングコミュニケーションのような対顧客との関係構築場面にも、人事・組織経営のような経営的な分野も包含しています。
本講演会は、実際の研究の最前線にいる研究者と、それらの研究成果を実業に繋いでいる企業双方の立場から情報提供を行い、基礎研究の動向から実際の産業活用までまとめて理解することを目指す挑戦的な内容です。

重要講義内容

Ⅰ. 脳情報通信技術の基礎研究~実産業への応用の状況

(株)NTTデータ経営研究所 ニューロイノベーションユニット 
マネージャー

茨木 拓也(いばらき たくや) 氏

【13:00~13:45】

人間の知覚や運動といった脳の情報処理のプロセスを、各種計測・解析により解き明かしたり、介入により変化させたりする脳情報通信技術が進化してきてSFの世界が現実になろうとしています。
本講演では技術的な概要や最新の研究動向と共にビジネスにおける現状と展望を紹介します。

1.脳情報通信技術とは
2.研究と事業開発の動向
3.実例紹介
4.質疑応答/名刺交換
Ⅱ. fMRIによるヒト脳情報表現の定量理解とその応用

(国研)情報通信研究機構 脳情報通信融合研究センター 研究員

西田 知史(にしだ さとし) 氏

【13:55~14:40】

多様で複雑な世界を我々の脳はどのように知覚しているのでしょうか。機能的核磁気共鳴画像法(fMRI)という脳計測を利用して我々はその問題にアプローチしています。
本講演ではこれまで取り組んできた「個人の主観的な知覚体験を解読する」ことを脳情報解読により実現した研究とその応用可能性について紹介すると共に、情報表現の個人差について理解することを目指した展望についても紹介します。

1.脳情報表現理解へのアプローチ
2.研究紹介
3.展望
4.質疑応答/名刺交換
Ⅲ. 働き方改革に脳科学的メスを入れられないか?  性差を中心とした個性の理解と組織・個人のパフォーマンス向上への応用

(株)NTTデータ経営研究所 ニューロイノベーションユニット コンサルタント

小林 春佳(こばやし はるか) 氏

【14:50~15:35】

働き方の変革が注目を浴びていますが、会社から平等に人事施策を与えられても、性差、個人間の能力、価値観、家庭環境などの違いにより影響は異なります。私たちは、これまで定性的に捉えられてきたそうした個性を科学的に捉えて施策を実施することが現代における経営・人事のあり方と考えています。
本講演では、心理・行動・社会・組織・神経科学に基づく、個性(従業員多様性)の定量的理解と最適な介入のあり方について考察します。

1.現状の人事関連の課題
2.個性と仕事のパフォーマンスに関する科学研究の紹介
3.従業員の多様性(個性)の定量理解に向けた弊社研究の紹介
4.質疑応答/名刺交換
Ⅳ. 脳科学と組織科学のコラボレーション  ~組織における無意識的な現象を科学する

早稲田大学 基幹理工学部 表現工学科 教授

渡邊 克巳(わたなべ かつみ) 氏

【15:45~16:45】

これまで脳科学は、人間の意思決定が「意識的」・「合理的」なものではなく、「無意識的」な要素に影響を受けやすいものであることを科学的に示してきた。それは、個人の集合である集団・組織の意思決定も同様であり、例えば無意識的な身体同期が他者理解と関連することなどが分かっている。
本講演では複数の「個」が無意識下でダイナミックに相互作用する組織の本質を捉え、組織経営のヒントとすることを目指す。

1.人間の無意識的な意思決定
2.社会集団としての無意識的な意思決定現象
3.脳科学と組織科学の融合の可能性と展望
4.質疑応答/名刺交換

講師プロフィール

茨木 拓也(いばらき たくや) 氏
東京大学大学院 医学系研究科 医科学修士課程(脳神経医学専攻)修了(MMedSc)。同・医学博士課程中退。2014年4月 NTTデータ経営研究所入社。幅広い業種の民間企業の神経科学(脳科学)を基軸とした新規事業開発や研究開発支援プロジェクトを多数実施。公的機関や国立大学等の研究開発戦略の支援も行う。
西田 知史(にしだ さとし) 氏
京都大学 医学研究科医学博士課程修了(医学博士)。京都大学こころの未来研究センター研究員を経て、2014年 国立研究開発法人情報通信研究機構 脳情報通信融合研究センター 研究員。高次視覚機能とその情報表現について、脳機能イメージング、神経生理学、心理物理学、数理モデリングなど様々な手法とアプローチを用いて横断的な研究を行っている。
小林 春佳(こばやし はるか) 氏
トビー・テクノロジー(株)を経て、2017年2月NTTデータ経営研究所入社。教育・人材育成・人事戦略等の分野を中心に脳科学を活用したソリューション開発、研究企画・実行支援プロジェクトに従事。女性活用や日本企業の生産性向上に科学的視点から取り組んでいる。
渡邊 克巳(わたなべ かつみ) 氏
カリフォルニア工科大学(Caltech)計算科学-神経システム専攻博士課程修了(Ph.D)。東京大学先端科学技術センター認知科学分野准教授を経て、2015年より早稲田大学理工学術院基幹理工学部表現工学科 教授。

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